アストラゼネカ株式会社、2020年の通年業績を発表

~日本の製品売上高は26億ドルで、国内業界第4位に上昇~

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)は、アストラゼネカの日本における2020年(1月~12月)の通年業績を発表しました。日本における2020年度の製品売上高は、対前年比2%増となる26億ドルでした1。薬価ベースの国内医療用医薬品売上高では、アストラゼネカは、2019年度の業界5位から4位に上昇しました2

<通年業績に関わる概要>

1. 主要3領域(オンコロジー、呼吸器・免疫、循環器・腎・代謝疾患)の製品売上高
A) オンコロジーの製品売上高:15億1,400万ドル1
EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの一次治療の新規患者においてタグリッソのシェアは80%超3、切除不能なステージⅢ非小細胞肺がんの根治的化学放射線療法後の新規患者においてイミフィンジのシェアは80%超3、白金製剤感受性再発卵巣がんの維持療法においてリムパーザのシェアは64%3でした。

B) 呼吸器・免疫の製品売上高:3億2,800万ドル 1
喘息のバイオ医薬品において、ファセンラのシェアは46%4でした。

C) 循環器・腎・代謝疾患5の製品売上高:1億4,100万ドル1
SGLT2阻害剤の単剤療法において、フォシーガのシェアは22.5%6でした。

2. 6つの新しい治療法の提供を実現
2020年、当社は新たに6つの治療法を提供しました。オンコロジー領域ではリムパーザにおいて、卵巣がん、膵がん、前立腺がんの3 つの追加適応を同日に取得。また、循環器・腎・代謝疾患領域では腎領域で初めての製品となるロケルマの高カリウム血症での承認取得、またフォシーガにおいて慢性心不全の追加適応を取得しました。

2021年においては、1月にカルケンスが再発/難治性慢性リンパ性白血病の治療薬として承認を取得しました。また、同月、フォシーガが慢性腎臓病治療薬として厚生労働省より優先審査品目に指定されました。新型コロナウイルス感染症ワクチンAZD1222においても2月に承認申請を行いました。全身性エリテマトーデス治療薬Anifrolumabにおいても、現在承認申請審査が進行中です。

3. パートナーとの連携の推進:ペイシェント・セントリシティの具現化へ
A)  ヘルスケア分野におけるオープンイノベーション活動を積極推進する「i2.jp 」を発足。パートナー数は2020年11月発足当初の7から、2021年3月末には55まで飛躍的に成長しました。

B)  自治体との連携:
2021年1月、大阪府と健康、防災、子ども・福祉、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、環境、地域活性化の6分野にわたる包括連携協定を締結。

C)  デジタルテクノロジー企業との連携:
・株式会社Welby:肺がん患者さんの治療管理をサポートするPHR(Personal Health Record)サービス「T-ダイアリー」を共同リリース
・Ubie株式会社:慢性閉塞性肺疾患および慢性心不全の早期発見・早期治療支援を目的としたAI問診をベースとしたデジタル活用の推進に向けて協業
・株式会社キャンサースキャン:自治体を含めた連携のもと、COPD疾患啓発において協業

4. 働きがいのある職場づくりの更なる推進
アストラゼネカでは、「働きがいのある職場」づくりを3つのビジネス戦略の一つに位置付けて推進しています。
A) インクルージョン&ダイバーシティ:様々な立場の人が自由に意見を言える環境をつくることでイノベーションやビジネスが更に加速することを目指し、Speak up文化の奨励や女性管理職比率の向上などに取り組んでいます。
・部長職以上の女性管理職割合:29%(2020年末時点)、2021年末までに32%以上への伸張を目指す

B) ライフロングラーニング:社員のパフォーマンスを持続的に向上させることを目指し、年齢に関わらず自ら学び続ける機会を提供しています。SNS機能を持ったオンライン教育システムのLeading Selfでは、90%以上の社員がシステムを利用した学習に取り組みました(2020年年間)。

5. 加速するサステナビリティへの取り組み:
2020年、当社は、アストラゼネカがグローバル全体で掲げる「アンビション・ゼロカーボン」(2025年までにグローバル規模で事業からのCO2排出量をゼロ、2030年までにバリューチェーン全体にわたってカーボンネガティブにする)への取り組みを加速させました。
A) J-クレジット制度活用による2020年消費電力を100%再生可能エネルギー達成

B) 2020年は84%の営業車をハイブリッドカーに切り替え。2021年末までに100台の電気自動車への切り替えを、2025年までに全ての営業車の切り替えを目指す

C) 2021年末までに米原工場をゼロ・カーボンにすることを目指す

6. COVID-19への取り組み
オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルス感染症ワクチンAZD1222は、2020年12月、日本政府と日本国内における供給に関わる最終合意書を締結しました。日本における製造販売承認が得られた場合、速やかに供給が開始できるよう準備を進めています。また、3月には新型コロナウイルス感染症の抗体医薬AZD7442の臨床試験を日本で開始しました。深刻なパンデミックから人々を守るべく、新型コロナウイルス感染症の予防・治療に関わるあらゆる手段を評価していきます。

Reference:
1. AstraZeneca PLC 2020 Annual Report p.70 https://www.astrazeneca.com/content/dam/az/Investor_Relations/annual-report-2020/pdf/AstraZeneca_AR_2020.pdf
2. Calculated based on JPM Jan 2016-Dec 2020 Copyright © 2021 IQVIA. Reprinted with permission
3. AstraZeneca marketing research
4. Copyright © 2021 IQVIA. Calculated based on MDV, JPM Apr 2018 - Nov 2020 Reprinted with permission Medical Data Vision Co., Ltd, estimated with external expert.
5. ブリリンタと糖尿病治療薬を含む
6. エンサイスデータ

以上

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アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.comまたは、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。

日本においても、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはhttps://www.astrazeneca.co.jp/をご覧ください。

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