アストラゼネカの「アンビション・ゼロカーボン」、2025年までに二酸化炭素排出量をゼロにし、2030年までにバリューチェーン全体にわたりカーボンネガティブを実現

本資料はアストラゼネカ英国本社が2020年1月22日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。

気候への影響をゼロにする幅広いエネルギー対策を含む10億ドル規模のプログラム

気候政策の変化を促すためサステナブル・マーケット・カウンシルに参加し
5,000万本の植林計画を遂行する予定

アストラゼネカ(本社:英国ケンブリッジ、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot])は、1月22日、2025年までにグローバル規模で事業からの二酸化炭素排出量ゼロを実現するプログラムの実施およびバリューチェーン全体で2030年までにカーボンネガティブを達成し、脱炭素計画を10年以上前倒しすることを発表いたしました。

スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラム年次総会で発表されたアストラゼネカの「アンビション・ゼロカーボン」は、すでに設定していた科学的根拠に基づく目標のハードルをさらに上げ、エネルギー生産性を倍増させ、電気と熱源の両方に再生可能エネルギーを使用するとともに、電気自動車への完全な切り替えを予定より5年前倒しで行うことを表明しています。

「アンビション・ゼロカーボン」は、トータルで二酸化炭素排出量をゼロにするオフセット・スキームに頼らずに、グローバルレベルで事業からの二酸化炭素排出量ゼロを実現する責任を負うものです。アストラゼネカは、最大10億ドルの投資を行ってこれらの目標を達成していきます。

さらに、同時に発表された計画には、今後5年間にわたって5,000万本の樹木を植える取り組み「AZフォレスト」が盛り込まれています。「AZフォレスト」は、地方自治体やグローバルレベルで植林を行う非営利組織であるOne Tree Plantedと協力して、2020年2月にオーストラリアで初めての植林を行い、その後フランス、インドネシア、その他の国々でも行っていくものです。この取り組みは、世界経済フォーラムが新たに開始した「1T.org-The Champions for a Trillion Trees」プラットフォームを支援するものです。

世界経済を急速に脱炭素化するための政策を策定し、業界横断的な解決策を見つけるためのさらなるステップとして、最高経営責任者(CEO)のパスカル・ソリオは、サステナブル・マーケット・カウンシル(SMC)の第1回会合に参加する予定です。この協議会は、世界経済フォーラムの支援を受けて、国連の持続可能な開発目標に沿った持続可能な解決を推進するため、官民の社会貢献に関心が深いリーダーから成る諮問機関として、イギリスのチャールズ皇太子によって設立されました。

パスカル・ソリオは次のように述べています。「気候変動は公衆衛生、環境および世界経済の持続可能性に対する緊急の脅威です。2015年以降、アストラゼネカは事業活動による二酸化炭素排出量をほぼ3分の1削減、水使用量をほぼ5分の1削減しています。しかし、今はさらに迅速な行動、取り組みの強化が必要です。アストラゼネカが「アンビション・ゼロカーボン」の一環として発表したコミットメントにより、私たちは気候への影響低減を迅速化し、政策変更につながるグローバルレベルでの協力を促すことができます」。

WWFインターナショナルScience Based Targets(SBT)のグローバルリーダーであり、SBTイニシアチブの運営委員会メンバーであるAlexander Farsan氏は次のように述べています。「アストラゼネカが気候の緊急事態に対応し、地球温暖化を1.5℃に抑制するというパリ協定の最も厳しい目標に沿った目標から、科学的根拠に基づいてさらにハードルを上げたのは素晴らしいことです。気候変動の影響が世界各地で見られる中、アストラゼネカのバリューチェーン全体に科学的根拠に基づく取り組みを拡大するという共同アプローチは、まさに必要なものです」。

以上

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「アンビション・ゼロカーボン」について
「アンビション・ゼロカーボン」は、アストラゼネカが2015年に策定したカーボンフットプリント削減計画を大幅に加速する取り組みで、その目標は気候変動の科学的見解に沿って検証されます。2025年までに二酸化炭素排出量ゼロを達成するため、アストラゼネカは、電気と熱源に利用するエネルギー消費量の100%を再生可能エネルギーに転換し、すべての社有車を電気自動車に切り替えます。

カーボンネガティブ(CO2の排出削減量が排出量を上回る)・バリューチェーンについて
アストラゼネカは、バリューチェーンパートナーからの総排出量が当社の直接事業からの排出量よりも大幅に多いこと認識しており、サプライヤーに対して2030年までに二酸化炭素の直接排出量を削減し、二酸化炭素の排出量より削減量が多くなるような取り組みを行うよう働きかけています。これにより、アストラゼネカは2030年までにバリューチェーン全体にわたってカーボンネガティブを実現します。

「AZフォレスト」について
アストラゼネカは、事業からの二酸化炭素排出をなくす重要性のみならず、植林が気候および人の健康へ直接影響を与えることを認識しています。樹木は二酸化炭素を除去し、気候変動の影響を緩和するために不可欠です。当社は、各国の実績ある植林団体および政府と協力し、今後5年間で5,000万本の樹木を植えます。最初のプログラムは2020年2月に始まる予定です。

サステナブル・マーケット・カウンシル(SMC)について
世界経済フォーラムの支援を受けて、イギリスのチャールズ皇太子が、持続可能な市場と世界経済の脱炭素化を加速するためにSMCを創設しました。アストラゼネカは、グローバルリーダーによる当官民ネットワークの創設メンバーであり、大きな変化をもたらす解決策を模索し、持続可能な市場創出に向けた動きを後押ししています。SMCは、ダボス会議で正式に発足し、2020年に向けた大きな目標を達成するための具体的なアプローチについて協議を行います。

サステナビリティに関する指標および順位について
気候変動に関するCDP Aリスト
2020年1月20日、アストラゼネカは、気候変動に対する国際的な環境非営利団体CDPにより、「気候変動Aリスト」に4年連続で選定されました。「気候変動Aリスト」は、2019年版気候変動に関するアンケートを通して各企業が提出したデータに基づいて選定するもので、当社の排出量の削減、気候リスクの緩和、低炭素経済の発展に向けた行動が認められたのです。当社は、点数化された数千社のうち、高得点を獲得した数少ない企業の1つです。

Corporate Knights社による、世界で最も持続可能な企業100社
2020年1月21日、アストラゼネカは、Corporate Knights社により、7000社以上の企業の中から世界で最も持続可能な100社に選定されました。順位は全体で第56位、バイオ医薬品企業としては第2位でした。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。当社は、100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comまたは、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。