#NPO法人血液情報広場・つばさと#アストラゼネカの共催で「家族と考えよう感染症予防セミナー」を7/13(土)に実施しました。当日は会場とオンライン合わせて述べ約170人にご参加いただきました。
新型コロナウイルスは2023年5月に2類相当から「5類感染症」に移行されましたが、がんや透析、臓器移植、免疫抑制治療をうけている患者さんなどの#免疫不全の方々にとっては依然として疾病負担の高い感染症であることに変わりありません。
免疫不全患者さんご本人だけでなく、ご家族とともに予防対策の継続が重要
セミナーでは、横浜市立大学附属病院 感染制御部 部長 加藤英明先生から、「血液がんなどの治療で免疫不全状態にある方は、新型コロナウイルス感染症にかかると重症化しやすいことや、ウイルスを体から排除することが難しいことから、感染症予防が重要である。特に今、5類感染症に指定されたことで、一般の方の感染症対策に対する関心が薄れている環境下だからこそ、免疫不全患者さんご本人だけでなく、ご家族とともに予防対策の継続が重要である」と説明されました。
感染症対策とQOL(生活の質)向上のバランスを保つことが重要
チーム血液がんサバイバー代表の藤田氏からは、事前に実施した血液患者さんへのアフターコロナの日常生活についてのアンケート結果が共有されました。65%を超える患者さんが新型コロナウイルスを含む何かしらの感染症にかかっていたことや半数以上が感染症に対して不安が高いと感じていることが明らかになり、「感染症対策と#QOL(生活の質)向上のバランスを保つことが重要である」とお話しされました。
免疫不全の患者さんは原疾患の治療費負担に加え、感染症予防・治療の負担が増えることで十分な医療を受ける環境が整っていない
東邦大学医学部 微生物・感染症学講座 教授 舘田一博先生からは、アカデミアや行政の動向についてお話がありました。新型コロナ感染症の収束とともに、予防・治療における公費負担が終了し、免疫不全の患者さんは原疾患の治療費負担に加え、感染症予防・治療の負担が増えることで十分な医療を受ける環境が整っていないことを懸念点として挙げられました。免疫不全の方を守るためには、国の持続的な支援が必要であり、#アカデミアだけでなく#患者団体や行政も連携して声を上げる必要があると訴えかけました。
最後に、NPO法人血液情報広場・つばさ 代表の橋本氏より、元気で長く闘病生活が送れるように、社会のシステムが整うことを望んでいること、皆で語り合い情報交換をしながら明日を進んでいきたいと締めくくられました。
(写真左より、藤田氏、舘田先生、加藤先生、橋本氏)
患者さんを第一に考えるアストラゼネカは、感染症に対して不安を抱える免疫不全患者さんが少しでも安心して社会生活を送れるよう患者団体、アカデミア、医療従事者や行政と連携し、啓発活動を続けてまいります。
当日の講演はこちらからアーカイブ動画をご覧いただけます。