アストラゼネカは、がんや慢性疾患、希少疾患の患者さんのために、サイエンスとイノベーションを組み合わせ、適切な治療を、適切な患者さんに、適切なタイミングで届けることに取り組んでいます。
これはより積極的で、統合され、個別化された治療を実現し、患者さん一人ひとりに革新的な治療法を結び付け、画期的なテクノロジーを取り入れ、保健医療システム全体で協力し合うよう、保健医療を変革すること(トランスフォームケア)から始まります。
がん治療の進歩
私たちはがん領域における変革の最前線に立ち、がん治療の再定義を目指しています。私たちの目標は、患者さんの転帰を変え、治癒の可能性を高めるため、人生を変えるがんの治療法を発見、開発、提供することです。
私たちは、がん細胞を直接標的にすることや免疫系を活性化することなど、多角的にがんにアプローチしています。より深く、より持続的な治療反応を目指し、併用療法の力を活用しています。
私たちは、重大な腫瘍タイプにおける専門知識とリーダーシップを築いています。私たちの目標は、治癒の可能性が最も高い、より早期の段階でがんを発見し、治療することです1。
また、計算病理学、循環腫瘍DNA(ctDNA)、デジタルヘルス、データサイエンス/AIなどの最先端技術も取り入れています。
当社の世界的なプレゼンスにより、適格かつ適切な患者さんががん治療をより身近に受けられる機会が拡大しています。
― 例えば日本では、富士フイルム株式会社と医療情報システムを共同開発し、切除不能ステージIII非小細胞肺がんの化学放射線療法の最適化にも取り組んでいます。このシステムは、過去約1900件の症例情報をデータベース化し検索できるようにしたもので、医師が自身の患者さんのCT画像をもとに類似する過去症例を検索し、参照したい症例の放射線治療計画の情報を表示して、医師による放射線治療計画の作成をサポートします。
慢性疾患治療の進歩
私たちは、慢性疾患を抱える人々の治療を変革し、長期的な免疫の提供や、早期介入に重点を置くことで病気を予防することを目指しています。重要な臓器を保護し、疾患の進行を遅らせたり逆転させたりすることで、これらのしばしば変性し衰弱し、生命を脅かす疾患の寛解を達成し、より多くの人々がより良く健康的な生活を送れるようにしたいと考えています。
― 日本では、日本循環器協会と連携し、心不全の早期診断・早期治療の普及に向けた啓発活動を推進しています。医学専門家と協力して日本における心不全治療の現状に関するリアルワールドデータの創出や、医療従事者への情報提供活動を通じてガイドラインに基づく治療の普及率向上を図っています。これらの取り組みにより、質の高いケアを迅速に提供し、心不全治療の予後改善に貢献しています。
―私たちは、循環器・腎・代謝(CVRM)疾患を抱える多くの患者さんの命を救いたいという野心を持っています。循環器・腎・代謝疾患の相互関係に対する理解を深め、これらの疾患を引き起こすメカニズムを標的とすることで、より早く、より効果的に患者さんを発見、診断、治療し、疾患の進行を防ぐことを目指しています。私たちの目標は、呼吸器・免疫疾患の治療を変革し、症状のコントロールにとどまらず、疾患の改善、寛解、そして将来的には治癒の実現にまでつなげることです。患者さんが直面する課題や膨大なアンメットニーズに対応するため、最も重度化しやすい慢性呼吸器疾患や免疫介在性疾患の治療を変革することに全力を注いでいます。私たちは革新的なワクチンと抗体を開発・提供し、疾病の負担が最も大きい地域で多くの人々が長期にわたる免疫を提供することに取り組んでいます。
希少疾患治療の進歩
希少疾患は1万種類以上あり、その90%以上には承認された治療法がありません。2,3 希少疾患の患者さんは、必要な医療を受けることさえ難しいことがあります。
私たちは、世界中で、より多くの希少疾患患者さんに革新的な治療を提供したいと考えています。アレクシオンの実績と患者さんへの強いコミットメントを基に、当社の社員は、いかなる小さなチャンスも逃さず、患者さんの人生を変える治療法の発見、開発、提供に向け邁進しています。
先進的なサイエンスに注力してきた当社は、複数の治療手段や疾患領域に及ぶ、強固で多様な希少疾患治療のポートフォリオを構築しています。私たちの活動は、患者さんの人生を大きく変えることができる、アンメットニーズの高い領域に重点を置いています。
当社の目標は、先駆的なテクノロジーを活用することで拡大する人間の知恵によって、サイエンスをより効果的な医薬品にこれまで以上に迅速に転換し、個々の患者さんのより良い治療結果に貢献することです。
― 日本では、「希少疾患白書 『診断ラグ』の実態と解消に向けての提言」を刊行し、発症から診断までに長い時間を要する「診断ラグ」などの希少疾患における課題解消を最新テクノロジーや社会の力で実現すべく、6つの提言を示しています。また、AIを活用した心アミロイドーシスの早期診断を目指す産学コンソーシアムを支援します。こうした取り組みを通じ、希少疾患の早期診断が実現する社会を目指しています。
私たちの強みであるサイエンスとイノベーションによって、研究開発において野心的であることができ、多くの疾患領域で患者さんのアンメットニーズを満たすために、大きな影響を与えることができる分野に焦点を当てることができます。コラボレーションを通じて、より多くの人々、社会、そして地球にとってより良い結果をもたらす革新的なテクノロジーを統合し、患者さんの早期診断と早期治療を実現するという、治療の軌道を変える手助けをし続けることができます
健康は、自分自身や愛する人のために誰もが望むことですが、単一の視点や単独での行動では、できるだけ多くの人々のためにこのような重要なことを達成することはできません。サイエンスが最も力を発揮するのは、人々、社会、そして地球にとって、健康は不可欠なものだと考えるときです。私たちが絶え間なく前進し、疾患に対する理解を深めているときです。そして、私たちの有能なチームが志を同じくするコラボレーションやパートナーシップに参加し、治療に変革をもたらす革新的なソリューションを共同で創造しているときです。これらすべてが私たちの健康に大きな変化をもたらすのです。
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Reference:
- Cancer. World Health Organization. Available from: https://www.who.int/health-topics/cancer#tab=tab_3 Accessed October 2024.
- Fermaglich, L.J., Miller, K.L. A comprehensive study of the rare diseases and conditions targeted by orphan drug designations and approvals over the forty years of the Orphan Drug Act. Orphanet J Rare Dis 18, 163 (2023). https://doi.org/10.1186/s13023-023-02790-7
- About GARD. U.S. Department of Health and Human Services; [cited 2024 Jan 17]. Available from: https://rarediseases.info.nih.gov/about. Accessed October 2024.