新型コロナウイルスに対するワクチンと中和抗体薬開発への挑戦

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医薬品開発


新型コロナウイルス感染症は、世界に未曾有の公衆衛生、経済、社会的な危機をもたらしました。アストラゼネカ日本法人では国内外のパートナーと協力しながら、日本でワクチンを生産する体制を整えるとともに、基礎疾患を有する等の理由によりワクチンでは十分な免疫応答を得るのが困難な方々に対しては、免疫を追加補充して発症を抑制するための抗体薬等を新たな選択肢として提供しています。

研究機関と共同開発し、28の国と地域へ30億回以上分のワクチンを供給

アストラゼネカは、新型コロナウイルスのパンデミック下において、オックスフォード大学とそのスピンアウト企業であるVaccitechによって共同で発明された新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発と供給網の構築に取り組みました。

先進国と途上国の間で、ワクチンの供給格差が広がることが懸念される中、アストラゼネカでは世界で公平にワクチンが行き渡ることを目指し、パンデミック期間中は、営利を⽬的とせずワクチンを供給することとしました。結果、アストラゼネカは世界中のパートナーの協力を得ながら世界各国における供給網の構築に取り組み、合計で30億回分以上のワクチンを世に届けました。

日本においても、政府やパートナー各社の協⼒を得て、日本でワクチンの製造・供給の仕組みを先駆者として迅速に構築しました。

その結果、アストラゼネカ日本法人で生産されたワクチン約4,400万回分が、日本国民および直接供与・COVAX(新型コロナウイルス感染症ワクチンを複数国で共同購入し公平に分配するための国際的な枠組み)経由での供与で、28の国と地域に供与されました。

免疫不全患者さんの為の新型コロナウイルス感染症発症抑制の適応を有する唯一の薬剤を開発

「with コロナ」のもと経済・社会活動が再開する中、ワクチンを接種しても免疫機能の低下などによりSARS-CoV-2による感染症に対するワクチン接種で⼗分な免疫応答が得られない可能性がある方々は、依然として新型コロナウイルス感染症の重症化と転帰不良となるリスクにさらされており、新たな選択肢として有効な予防薬が望まれていました。

そんな中、アストラゼネカが開発した中和抗体薬(抗SARS-CoV-2モノクローナル抗体)は、こうした免疫不全患者さんが感染リスクにさらされる前に投与、免疫付与し、発症抑制の適応を有する唯⼀の薬剤として承認されました。

2022年9月、アストラゼネカ日本法人でもこうした将来のパンデミックや新興感染症の流行に備え、革新的なワクチンや中和抗体の開発に注力すべく、「ワクチン・免疫療法事業本部」が新設されました。

アストラゼネカはこれからも、感染症による疾病負担がもっとも大きい世界中の⼈々に長期的な免疫を提供し、公衆衛⽣の向上に寄与します。



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