COPD対象の早期受診促進に向けた検証プログラムに「スギサポウォーク」アプリ活用

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未受診率・未診断率の高さが課題となっているCOPD (慢性閉塞性肺疾患)。スギ薬局が運用するアプリ「スギサポwalk」(スギサポウォーク)を活用して、リスクが高いグループ層に疾患情報を提示し、受診行動変容を検証しました。

アストラゼネカが目指すのは患者さんの医療体験全体の向上

患者さんが病気を自覚し、医療機関で診断・治療を受け、回復に向かっていく。アストラゼネカは、薬を提供することに留まらず、その過程にもかかわり、患者さんの医療体験全体を向上させる「患者中心」の実現を目指しています。

「患者中心」の実現にあたって、アストラゼネカ日本法人は2020年に日本のヘルスケア分野の問題解決を行うイノベーションエコシステム「i2.JP(アイツー・ドット・ジェイピー)」を立ち上げました。

発足以降、200件以上のビジネスマッチングが生まれ、アストラゼネカとパートナー間で20件以上の共創プロジェクトが進行中です。そのうちの1つに、COPD患者さんへの疾患啓発による行動変容を検証したプロジェクトがあります。



自覚しにくいCOPDの症状。治療を受けているのは患者さんのうち7%未満とも

COPDとは、肺の生活習慣病とも呼ばれる疾患です。おもに長年の喫煙習慣から、気管支が狭くなったり、肺胞が壊されたりすることによって気流閉塞が生じます。主な症状として労作時の息切れ、咳・痰が挙げられます。

しかし、普段は症状が出ない患者さんや、COPDによる症状があってもCOPDの症状と自覚していない患者さんは珍しくありません。COPDは、診断されず、未治療のまま疾患が進行した場合、息切れにより日常生活に支障をきたす可能性や、身体活動性が低下することで要介護・死亡の可能性が増大します。そのため、COPDには早期診断と早期治療導入、治療継続が求められています。

一方で、緩慢に進行する疾患であるため、推定有病患者数が約530万人とされているのに対して、治療を受けているCOPD総患者数は約36.2万人と報告されており(*1, 2)、未受診率・未診断率の高さが課題となっています。

「スギサポウォーク」を通じてCOPDリスクが高い4万人以上の行動変容を検証

スギサポウォークを活用し COPD 潜在患者さんとそのご家族を対象に、疾患啓発を通じ受診行動変容を検証するプログラム

スギサポウォークを活用し COPD 潜在患者さんとそのご家族を対象に、疾患啓発を通じ受診行動変容を検証するプログラム

スギサポウォークを活用し COPD 潜在患者さんとそのご家族を対象に、疾患啓発を通じ受診行動変容を検証するプログラム

スギサポウォークを活用し COPD 潜在患者さんとそのご家族を対象に、疾患啓発を通じ受診行動変容を検証するプログラム

スギサポウォークを活用し COPD 潜在患者さんとそのご家族を対象に、疾患啓発を通じ受診行動変容を検証するプログラム

こうした状況を踏まえ、アストラゼネカ日本法人では、2022年にスギ薬局が運用する「スギサポウォーク」を活用して、COPD疾患啓発および啓発後の早期受診行動変容の検証を行いました。

対象としたのは「スギサポウォーク」の200万人を超える利用者です。ここから本人あるいはご家族が⻑期間の喫煙を経験している、COPDのリスクが相対的に高いグループ層32万人を特定しました。

これらのグループ層に対して、COPDに関する疾患情報の提供やセルフチェックテストの案内を行ったところ、禁煙への取り組み、あるいは医療従事者への相談等の意欲が促され、4万人を超える回答者の行動変容につながったことが確認できました。

アストラゼネカ日本法人では、引き続き、COPDの未受診・未診断の解決のために、様々なパートナーの協力を得ながら、早期発見・早期治療導入に向けたより効果的な情報提供機会の創出を検討していきます。


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Reference

  1. Fukuchi Y, et al. COPD in Japan. Respirology 2004; 9: 458-465.
  2. 厚生労働省:令和2年(2020)患者調査 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/20/index.html