黒澤 卓寛
Takahiro Kurosawa
プライマリーケア事業本部 消化器・呼吸器領域 東京第一営業部 東京病院1課 医薬情報担当者(MR)(2007年4月入社)
医師と関係性をつくることに、近道はない。
当社の逆流性食道炎治療薬は、既にある程度の市場ができあがっていましたが、私が担当することになった大学病院では必ずしも浸透しているとは言えない状況でした。しかも、情報提供の相手となる消化器科の医師は担当が細かく分かれており、およそ100名。当社製品をご案内する前に、まずは医師の顔と名前を一致させるところからはじめなければなりませんでした。
一人では時間にも限りがあるため、上司や他の診療科を担当するMR、あるいは他社で同じ領域の医薬品を扱っているMRから情報を収集。医師の情報は単に名前と顔だけでなく、所属する研究グループや院内での先輩後輩といった人間関係など、一目で分かる相関図にしてまとめました。また、医薬品の情報、学会や文献の話はもちろん、お子さんの話や休日の過ごし方、最近行った美味しいお店のこと…さまざまな話題から関係性をつくっていきました。
前例のない取り組みが、当社製品の認知度を高めた。
私が扱う医薬品は消化管を専門とする医師だけではなく胆膵を専門とする医師にも貢献できるのですが、使い方が異なるため、胆膵を専門とする医師からは「どのような特性があるのか」と言われるケースもありました。そこで胆膵領域での新しい講演会をご提案して、より良い治療法についてディスカッションするという企画ができないかと考えました。ただ、担当している病院では前例のない企画。「この企画が実現すれば、患者さんに新しい価値を提供できる」と、この取り組みの意義を一人ひとりの医師に粘り強く語り続け、この会の企画・運営を通し胆膵医師の信頼を得ることに成功しました。さらに胆膵疾患において私の扱う医薬品が患者さんに貢献できるということを実感していただくことができ、結果的に前例のなかった新しい試みを実現することができました。
この取り組み以降、少しずつ当社製品によって患者さんへの貢献ができるようになり、良い評判も私の耳に入ってくるようになりました。患者さんに貢献するためならば、前例のないことにも恐れず取り組んでいこう。そして、そうすることで、必ず道は開ける。そんな実感を得ることができました。今後は当社製品を使用していただける医師をさらに増やし、患者さんの健康に貢献していきたいです。
※記事内容及び社員の所属は取材当時のものです。