乳がんの死亡数は増加し続けており、約1万人の方が毎年亡くなっています。しかし、乳がんは早期に発見できれば治癒率の高いがんでもあり、いかに早く発見できるかが死亡数抑制の鍵です。アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、社長:加藤 益弘)は、乳がん死亡数低下を目指し、検診受診による早期発見を訴える広告やイベントを、乳がん啓発強化月間の10月に展開します。
- 交通広告
- 体験型乳がん検診イベント「マンモグラフィ検診OSAKA’09」
- 梅田スカイビル ピンクリボン窓文字
- その他
1)交通広告
昨年、当社が大阪で実施した調査*では、検診を受けた方が良いと思いながらも、受けたことがない30代から50代の女性は45%に上っていました。このことを踏まえ、「受けたいけれど…」から「受けよう!」へ女性のマインドチェンジを図るために、乳がんに関する事実の伝達と身近な人からの受診促進メッセージを広告で表現します。
■ 初の女性車両ジャック 「今こそ検診受診を」
- 実施期間:10月1日(木)~10月31日(土)
- 場所:JR環状線 女性専用車両の1車両
JR環状線の女性専用車両1両をジャックして、「自分は大丈夫」から「自分もなるかもしれない」と乳がんを自身の問題として考えていただく空間を創造します。また自分のためだけでなく、大切な人と一緒にいるためにも検診を受けよう、と思っていただくために、自分を気遣う人からのメッセージも併せて伝えていきます。
JR環状線女性専用車両のジャックは初めての試み。
女性車両ジャック広告を見る (PDF 1327kb)
■ JR大阪駅御堂筋口 「大切な女性に乳がん検診を」
- 実施期間:10月5日(月)~11日(日)
- 場所:JR大阪駅 御堂筋改札前アドスクエア
JR大阪駅御堂筋口で大切な女性を守るために、それぞれが乳がん検診を勧めようとのメッセージを訴求します。これまで女性だけに委ねられていた乳がん検診受診を、家族や身近な人も一緒になって考えることで、「受けてみようか…」と女性に思っていただくことが狙い。
また、一人では検診に行きづらい女性に向けて、友人同士、親子での「ふたり乳がん検診」という新しい提案も本広告を通じて行います。
JR大阪駅御堂筋口広告を見る (JPG 123kb)
2)乳がん検診イベントとしこりタッチなどの啓発活動
- 日時:10月10日(土)、11日(日) 9:30~18:00
- 場所:梅田スカイビル
- 共催:財団法人近畿健康管理センター、東芝メディカルシステムズ株式会社
- 協力:ウェスティンホテル大阪、エスティ ローダー株式会社、積水ハウス梅田オペレーション株式会社、富士フイルムメディカル株式会社
2日間限定でマンモグラフィ検診体験イベント「マンモグラフィ検診OSAKA’09」を3社共催で開催します。このイベントではマンモグラフィ撮影だけではなく、乳がんに関する基礎知識や自己検診の方法についてのレクチャーが乳腺専門医からあり、以降の自己検診の実施や自発的な検診の受診を促します。
また会場1階では、一般の方に向けて啓発小冊子などを配布するほか、しこりが埋め込まれた乳房モデルやパネルを展示、乳がん検診の重要性を訴えます。
3)梅田スカイビル ピンクリボン窓文字
- 日時:10月1日(木)~4日(日) 18:00~24:00
- 場所:梅田スカイビルタワーイースト 24F~31F東向きの窓
- 共催:積水ハウス梅田オペレーション株式会社
梅田スカイビルの窓を使って、ピンクリボンのシンボルを表現します。大阪周辺を通行される方に「ピンクリボン=乳がん早期発見の重要性」を知るきっかけを提供します。
4)その他
エスティ ローダー株式会社が、東京で実施するピンクリボンキャンペーンイベントに協賛します(http://www.bcap.jp/)。
また、アストラゼネカでは各エリアでも市民公開講座などを開催します。詳細は随時、乳がん啓発サイト「乳がん.jp」(http://www.nyugan.jp/)に掲載します。
ご参考資料
* 乳がん検診に対する意識調査
当社が昨年10月に開催した乳がん啓発イベントブースを訪れた女性のうち、30代から50代748名のアンケート回答結果を集計したもの。
- 乳がん検診を受けたことがありますか?また、受けたいと思いますか? (n=748)
- 検診を受けたことがあり、また受けたいと思う384人(51.3%)
- 検診を受けたことはあるが、もう受けたくない9人( 1.2%)
- 検診を受けたことはないが、受けたい339人(45.3%)
- 検診を受けたことはないが、受けたいと思わない16人( 2.1%)