本資料はアストラゼネカ英国本社(AstraZeneca PLC)が、投資家/ビジネスパートナーの皆様からのご要望に応えるため、2025年6月13日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、参考資料として提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。なお、本リリースには、本邦未承認の情報を含みます。
アストラゼネカは、石家荘市(中国)に本拠を置くCSPC Pharmaceuticals Group Limitedと、戦略的研究提携を締結しました。本提携は、優先度の高い創薬ターゲットに協力して取り組むことで、複数の適応症にわたって疾患の治療を可能にする、新規経口薬候補の探索と開発の推進を目的としています。
本契約に基づき、アストラゼネカとCSPC社は、免疫疾患に対する前臨床段階の低分子経口治療薬など、慢性疾患の適応症に対して治療の可能性を持つ、複数の標的に対する前臨床段階の薬剤候補の探索と開発に合意します。
アストラゼネカのバイオ医薬品研究開発部門担当エグゼクティブバイスプレジデントであるSharon Barrは、次のように述べています。「この戦略的研究提携は、世界で20億人以上に影響を及ぼす慢性疾患へ取り組むためのイノベーションに向けた当社のコミットメントを明確に示すものです。強固な協力体制を結成することで、お互いの科学的専門性を補完し、次世代の医薬品を提供するための高品質な新規治療分子の迅速な探索を促すことが可能になります」。
本研究は石家荘市でCSPC社により実施され、同社のAIを搭載したデュアルエンジンの高効率創薬プラットフォームを活用します。このプラットフォームは、AI技術を用いて既存の化合物分子と標的タンパク質の結合パターンを分析し、標的に合わせて最適化を行うもので、開発可能性の優れた高い有効性の低分子を選定することを目的としています。
この提携により、今年初めに発表された北京における25億ドルの投資に続いてアストラゼネカの中国でのプレゼンスを高め、CSPC社との協力関係を強化します。
財務上の留意事項
本契約条件に基づき、CSPC社は1億1000万ドルの一時金を受け取るとともに、開発マイルストーンに応じて最大16億2000万ドルおよび販売マイルストーンに応じて最大36億ドルを受け取る権利があり、さらには製品の年間純売上高に基づき1桁台(%)のロイヤルティを受け取る可能性があります。
本契約に基づき、アストラゼネカは、本契約で特定された候補化合物を世界中で開発・商業化する独占的ライセンスについて、オプション権を行使する権利を有します。
注釈
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社の革新的な医薬品は125カ国以上で販売されており、世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.comまたは、ソーシャルメディア@AstraZenecaをフォローしてご覧ください。