本資料は、投資家/ビジネスパートナーの皆様からのご要望に応えるため、アストラゼネカ英国本社(AstraZeneca PLC)が2024年5月20日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、参考資料として提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。
2029年までの創業開始を目指し、
アストラゼネカ初となるADCの全製造プロセスを網羅した施設
アストラゼネカは、ADCsポートフォリオの世界供給を強化するべく、シンガポールに15億ドル投じて抗体薬物複合体(ADC)の製造施設を建設することを発表しました。ADCは、標的因子に結合する抗体を介して、抗腫瘍効果の高い薬物をがん細胞へ直接届ける、次世代の治療法です。
シンガポール経済開発庁(EDB)の支援を受けて計画されている施設予定地には、アストラゼネカ初となるエンドツーエンドのADC生産施設が建設され、商業規模で製造プロセスの全工程が完全に組み込まれる予定です。ADCの製造は、抗体の生産、化学療法薬物とリンカーの合成、抗体へ薬物-リンカーの結合、完成したADC化合物の充填等、複数のプロセスで構成されています。
EDBのPng Cheong Boon会長は、次のように述べています。「私たちは、シンガポールに初めてのエンドツーエンドの製造拠点を設立するという、アストラゼネカの決定を歓迎します。この拠点は、アストラゼネカにとって初のエンドツーエンドの製造施設でもあり、がんのプレシジョン・メディシンを実現する革新的なADCを製造します。今回の建設に対する直接投資は、シンガポールにおけるバイオ医薬品の製造能力と人材に対する強い信頼の表れであり、プレシジョン・メディシンの開発と製造をサポートするエコシステムを強化し、シンガポールに価値ある雇用と経済機会を創出します。アストラゼネカとのパートナーシップが成功することを期待しています」。
アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者は、次のように述べています。「アストラゼネカは、様々ながんの患者さんにとって、従来の化学療法に代わる大きな可能性を持つADCをはじめ、業界をリードするがん治療薬のポートフォリオを構築してきました。シンガポールが複雑な製造において優れた評価を得ていることを踏まえると、投資先として世界でも最も魅力的な国の一つです。アストラゼネカが15億ドル規模を投じてADC製造施設をシンガポールに保有できることを非常に喜ばしく思います」。
アストラゼネカは、臨床段階にある6種類のADCおよび前臨床開発段階にある多数のADCを含む、自社ADCの広範なポートフォリオを有しています。
アストラゼネカは、医療分野の持続可能性を推進しており、そのコミットメントの一環として、シンガポール政府およびパートナーと協力して、ADC施設のグリーンソリューションに取り組んでいきます。本施設は、稼働開始日から、二酸化炭素の排出がゼロになるように設計されます。
アストラゼネカは、2024年末までに製造施設の設計と建設を開始し、2029年から操業開始することを目指しています。
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アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ医薬品企業であり、主にオンコロジー領域、希少疾患領域、循環器・腎・代謝疾患、呼吸器・免疫疾患からなるバイオファーマ領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。英国ケンブリッジを本拠地として、当社は100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttps://www.astrazeneca.comまたは、ソーシャルメディア@AstraZenecaをフォローしてご覧ください。