アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ポール・ハドソン)は、国立がん研究センターでがん患者さんを対象に行われた調査1結果をもとに、がん患者さんやご家族が納得した治療を受けるための、医療者に対する質問例やポイントをまとめた「質問ガイド」を作成しました。
がん患者さんが、自身の価値観や将来の生活への影響を考慮しながら納得して治療を受けるためには、医療者からの説明や情報を十分に理解した上で意思決定することが不可欠です。そのためには医療者とのコミュニケーションが重要で、患者さんやご家族にとっては医療者の説明を聞くだけではなく、説明を受ける前に気になることや疑問点を整理し質問したり、説明を受けた後によく理解できなかった点や新たな疑問について質問したりすることが必要です。
しかし、この調査以前に行われた別の調査2では、医療者とのコミュニケーションの際に「何を質問したらよいかわからない」「質問を促してほしい」「よくある質問について説明してほしい」という声が多く、患者さんにとって医療者へ質問をすることは、簡単ではないことがうかがえました。
この度アストラゼネカが作成した「質問ガイド」では、検査・診断時から治療後におけるステージごとに、医療者が患者さんとご家族から聞かれることの多い内容を質問例や質問のヒントとして紹介しています。これが活用されることにより、両者のコミュニケーションが促進され、患者さんやご家族が納得できるがん治療を受けるきっかけになればと考えております。

本冊子はウェブサイト
「がんになっても」(http://www.az-oncology.jp/)から
ダウンロードできます。
アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のバイオ医薬品も含むグローバル製薬企業であり、主に消化器、循環器、ニューロサイエンス、呼吸器・炎症、オンコロジー・感染症領域の医療用医薬品の創薬、開発およびマーケティング・営業活動に従事しています。アストラゼネカは100カ国以上で事業を展開しており、当社の革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。
詳細はこちらでご覧ください。www.astrazeneca.com
日本法人についてはこちらでご覧ください。www.astrazeneca.co.jp
「質問ガイド」の主なコンテンツ
- よりよい医療を受けるためのポイント
医療者とのよりよいコミュニケーションに大切なこと - 病気を知るために
病気・検査・診断についての情報を得るためのポイントと質問例 - 治療法をよく知るために
治療法をしるためのポイントと質問例 - 治療法を選ぶために
ご自身の希望を踏まえ、納得のいく治療を受けるためのポイントと質問例 - 治療中・治療後の生活について知るために
療養生活のポイントと質問例 - 病気とこころのこと
悩みや不安への対処法
質問ガイド」監修者
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科・精神神経病態学教室
教授 内富 庸介先生
東京大学大学院医学系研究科 がんプロフェッショナル養成プラン
特任助教 白井 由紀先生
References
- Shirai Y, Fujimori M, Ogawa A, Yamada Y, Nishiwaki Y, Ohtsu A, Uchitomi Y. Patients' perception of the usefulness of a question prompt sheet for advanced cancer patients when deciding the initial treatment: a randomized, controlled trial. Psycho-Oncology. 2011 Mar 22. doi: 10.1002/pon.1955. [Epub ahead of print] (http://pod.ncc.go.jp/pamphlet/PromptSheet_110620.pdf)
- Fujimori M, Akechi T, Morita T, Inagaki M, Akizuki N, Sakano Y, Uchitomi Y. Preferences of cancer patients regarding the disclosure of bad news. Psycho-Oncology. 2007;16:573-581.