アストラゼネカ メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)社内認定試験を実施

~質の高いメディカルサービス提供でサイエンスのリーダーシップを目指す~

2015.11.20.1
写真:大阪本社と東京支社を中継しキックオフミーティングを開催

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下、アストラゼネカ)は、自社のメディカル・サイエンス・リエゾン(Medical Science Liaison、以下MSL)の育成プログラムの一環として、MSL認定試験を11月16日から20日に実施しました。

アストラゼネカのMSL認定試験は、MSLの臨床研究やサイエンスに関する専門知識、ならびに医療専門家や研究者との関係構築・維持に関わるコミュニケーションスキル、さらに潜在的な医療ニーズを見極める能力の向上を目的とし、年に1回実施しています。今回は、アストラゼネカのMSL認定制度が、2015年6月に一般財団法人日本製薬医学会(所在地:東京都国分寺市、理事長:岩本 和也、以下JAPhMed)から認証を受けた後、初めて実施する一斉試験で、事前の教育プログラムを修了し受験資格を得たMSLが挑戦しました。この1週間で実施する試験は、MSLが医療専門家を訪問した際に想定される医学・科学的ディスカッションの場面を再現し、ロールプレイ形式で実施しました。実際の医療専門家をロールプレイ役兼評価者として招き、社内から選出された評価者と共に、科学的な知識のレベルや医療関係者との関わり方、全体的なコミュニケーションの方法やコンプライアンスの観点から評価し、総合した結果によって認定の可否を決定しました。

MSLは、担当疾患領域全体に関する深い知識に基づいた情報提供や日本人におけるエビデンスの構築、ならびに臨床研究活動における研究者との協力やサポート、さらには患者さんのアンメットメディカルニーズを見出し、医薬品の開発に価値あるインプットをもたらすことを目指しています。近年、高度な医学的・科学的な情報を医師から求められるケースが増加し、臨床研究支援に関する透明性の確保が求められていることから、MSLに対するニーズが高まっています。アストラゼネカのMSL認定制度は、MSLの果たす適切な役割のさらなる認知向上と水準設定を目的に設定されたJAPhMedの認証事業により、①販促活動からの独立性(コンプライアンス体制)、②医学・科学性、③教育体制、の観点で適切であるという認証を受けています。

アストラゼネカの代表取締役社長ガブリエル・ベルチは、キックオフミーティングで次のように述べました。「アストラゼネカは、患者さんの生活を改善することを最終目標とし、“サイエンスのリーダーシップを実現する”ことを企業戦略の1つとして掲げています。MSLを育成・活用し、世界トップレベルのメディカルサービスを提供することは戦略実現のための大切な活動の一つとして、これまでも多くの投資を行ってきました。より専門性の高い科学的コミュニケ―ションのニーズが高まる中で、当社のMSLには、科学的知識を更に探究することはもちろん、医療関係者・研究者の皆さんに有益な情報をお伝えし、今後の開発の参考となる貴重な臨床の情報をくみ取るコミュニケーションスキルをさらに磨くことで、患者さんのアンメットメディカルニーズに応える医薬品の開発と、疾患治療の進歩に貢献してもらいたいと考えています。アストラゼネカは、引き続き質の高いMSL育成に注力し、業界におけるMSLの水準・認知の向上に寄与するとともに、より多くの患者さんのお役にたてるよう努力して参ります」。

さらに、JAPhMed 理事長の岩本和也氏は次のように述べました。「日本でのMSL活動の歴史は浅く、その役割や位置づけにもさまざまな解釈があります。そのため、JAPhMedは本邦での健全なMSLの発展に資するべく、MSL認証事業によって第三者認証機関として社内体制に対する審査体系を確立しました。MSLは、高度な医学・科学的な情報を提供するだけでなく、医療関係者からメディカルニーズやインサイトを入手して企業活動に反映させることにより、患者さんへの価値の提供という点で中心的な役割を果たします。JAPhMed認証を受けた第1号企業であるアストラゼネカのMSLの皆さんには、業界内の模範として益々ご活躍いただくことを期待しています」。

なお、MSL認定は毎年の受験による更新が義務化されており、試験を通過したMSLには、JAPhMedのMSL認証マーク付きのネームバッジが付与され、担当施設訪問の際に着用します。

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写真:MSLに付与されるマーク


メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)について

MSLとは、医学・科学における高度な専門性、学術知識や学位を持ち、企業の社内外において医学的・科学的な面から製品の適正使用の推進、製品価値の至適化などを支援する職を指します。プロモーション活動とは一線を引き、特に社外ではオピニオンリーダーや医学研究者などを訪問し、医学的・科学的な議論や学会活動などを通じて医学情報の伝達・入手を行っています。

JAPhMed MSL認証マークについて
このマークは、各製薬企業等がメディカルサイエンスリエゾン(MSL)を独自に認定する内部規定を、一般財団法人日本製薬医学会(JAPhMed)が第三者として認証したことを示します。JAPhMedが各MSL個人を審査し、認定したものではありませんので、ご留意ください。JAPhMed MSL認定制度認証事業の詳細は http://japhmed.jp/ をご参照ください。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主に循環器、代謝、呼吸器、炎症、自己免疫、オンコロジー、感染症およびニューロサイエンスの領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comにてご覧ください。
日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.co.jp