アストラゼネカ、希少疾病治療薬Caprelsa®(一般名:vandetanib)をジェンザイムに譲渡 ~主要疾患領域にさらにフォーカス~

本資料はアストラゼネカ英国本社が同日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


アストラゼネカ(本社:英国ロンドン、最高経営責任者(CEO):パスカル・ソリオ[Pascal Soriot]、以下、アストラゼネカ)は、希少疾病の治療薬であるCaprelsa®(一般名:vandetanib、以下、vandetanib)の譲渡に関する最終契約をジェンザイム(本社:米国マサチューセッツ州、社長兼最高経営責任者(CEO):David Meeker、以下、ジェンザイム)と締結したことを本日発表しました。

Vandetanibは2005年に米国食品医薬品局(FDA)により希少疾病治療薬指定を受け、現在は悪性度の高い症候性甲状腺髄様がんの治療を適応症として世界28カ国で承認されており、2014年の全世界での売上は4,800万ドルでした。

本契約に基づき、ジェンザイムはアストラゼネカに対して、vandetanibの全世界での販売および今後の開発権利取得の対価として、契約一時金1億6,500万ドルと、さらなる開発および販売関連のマイルストン最大1億3,500万ドルの、合計最大3億ドルの支払いを行います。本取引にはアストラゼネカの社員や施設の移籍は含まれておりません。本件は資産の売却に該当するため、一時金ならびに関連する支払いはその他営業収益として弊社の収支報告に計上されます。

アストラゼネカのグローバル製品・ポートフォリオ戦略担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるLuke Mielsは次のように述べました。「vandetanibは希少疾患の治療薬であり、内分泌系疾患領域において高い専門性をもつジェンザイムに譲渡することにより、患者さんが引き続きvandetanibを使うことを担保でき、また弊社が注力する主要疾患領域に戦略的なフォーカスをさらに絞り込むことができるようになります」。

ジェンザイムの社長兼CEOであるDavid Meeker, M.D.は次のように述べました。「vandetanibは当社の希少内分泌系ポートフォリオに戦略的に合致する製品であるとともに、甲状腺がん患者さんのアンメットニーズにお応えするという当社のコミットメントを強化するものです。当社の希少疾病で培った専門知識を活かし、本剤を必要とする進行ステージの甲状腺がん患者さんにお届けできることを嬉しく思います」。

本取引は、米連邦取引委員会からの反トラスト法上の認可を含む、最終条件の対象になります。本取引の完了は2015年下半期になると予想され、本取引によるアストラゼネカの2015年財務ガイダンスへの影響はありません。
 

ジェンザイムについて
ジェンザイムは、30年以上にわたり、希少消耗性疾患を有する患者さんの生活に変化をもたらす治療法の開発および供給におけるパイオニア的存在です。ジェンザイムは、希少疾患および多発性硬化症に焦点を置き、患者さんおよびその家族の生活をよくすることを目標とし、この目標を日々の指針および励みとしています。2011年からはサノフィ・グループの一員となり、世界トップ製薬会社の規模と資源を活かし、共に患者さんの生活の質の向上に取り組んでいます。
日本においては、「ひとつでも多くの笑顔のために、希少疾患に向き合うみなさまへ新たな希望を届けつづけます」というミッションのもと、海外バイオ企業の日本法人としては初めて、他社と提携することなく自社単独で医療用医薬品の開発・販売に成功しました。現在、希少疾患であるライソゾーム病のうち、「ゴーシェ病」「ファブリー病」「ムコ多糖症Ⅰ型」「ムコ多糖症Ⅱ型」「糖原病Ⅱ型(ポンペ病)」の5つの治療薬と内分泌領域の1製品、併せて6つの希少疾病用医薬品を販売しています。詳細は、http://www.genzyme.co.jpをご参照ください。

サノフィについて
サノフィは、患者さんのニーズにフォーカスした治療ソリューションの創出・研究開発・販売を行うグローバルヘルスケアリーダーです。糖尿病治療、ヒト用ワクチン、革新的新薬、コンシューマー・ヘルスケア、新興市場、動物用医薬品、ジェンザイムを中核としています。サノフィはパリ(EURONEXT:SAN)およびニューヨーク(NYSE:SNY)に上場しています。日本においては、約2,650人の社員が、「日本の健康と笑顔に貢献し、最も信頼されるヘルスケアリーダーになる」をビジョンに、医薬品の開発・製造・販売を行っています。詳細は、http://www.sanofi.co.jp をご参照ください。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細はこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.com 
日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.co.jp