アストラゼネカ 社内メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)認定制度が日本製薬医学会より認証 ~最初の認証企業としてMSL活動の確立と認知向上への貢献を目指す~

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写真:JAPhMedよりアストラゼネカへ認証証明書が授与された
(左から)アストラゼネカ執行役員メディカル本部長 松尾 恭司、アストラゼネカ代表取締役社長
ガブリエル・ベルチ、JAPhMed役員メディカルアフェアーズ担当理事 岩本 和也氏

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下アストラゼネカ)は、メディカル・サイエンス・リエゾン(Medical Science Liaison、以下MSL)およびMSLの果たす適切な役割の認知向上を目指す一般財団法人日本製薬医学会(所在地:東京都国分寺市、理事長:今村恭子、以下JAPhMed)が実施している外部認証事業により、同社のMSL認定制度が認証され、認証企業の第1号となったことを発表します。

MSLとは、医学・科学における高度な専門性を持ち、科学的情報を議論することで、企業の社内外において医学的・科学的な面から製品の適正使用の推進、製品価値の至適化、ならびに特定の疾患領域全体の教育などの非営業活動を公正かつ客観的に実施する職を指します。この度の認証は、海外でのMSL活動の長い歴史に基づき、日本でのMSL社内認定システムの確立およびMSL育成プログラムにおいて先駆的な取り組みをしているアストラゼネカの姿勢が評価されたものです。

アストラゼネカは、日本でのMSL活動を向上させるメディカル・エクセレンス部門を2013年に立ち上げ、すでに20年以上の経験の蓄積がある当社のグローバルスタンダードを導入し、日本の医療現場の変化に合わせてMSL活動を発展させてきました。近年、高度な医学的・科学的な情報を医師から求められるケースが増加し、臨床研究支援に関する透明性の確保が求められていることから、MSLへのニーズが高まっています。通常MR(医薬情報担当者)が行う自社製品のプロモーション活動ではなく、MSLは一つの疾患領域全体に関する深い知識に基づいた純粋な科学的活動としての情報提供や、日本人エビデンスの構築、臨床研究のサポートを行います。MSLは、社外の医療専門家や研究者を訪問し、担当疾患領域全般における医学・科学的な議論を交わしたり、学会活動などを通じて医学情報を伝達・入手したりします。また、科学的研究活動において研究者と協力することで、患者さんのアンメットメディカルニーズを見出し、医薬品開発においてより価値の高いインプットをもたらすことを目指しています。

アストラゼネカの代表取締役社長ガブリエル・ベルチは今回の認証について次のように述べました。「アストラゼネカは“サイエンスのリーダーシップを実現する”ことを企業バリューの一つとして掲げ、その一環としてMSL社内認定制度や能力向上に尽力してきました。当社の社内認定プログラムが第三者機関であるJAPhMedにより認証された最初の企業になれたことは大変光栄であり、同時に当社の科学的コミュニケーションサービスの水準の高さが、医療社会においてより強力に担保できたことを嬉しく思います。今後もMSLの活動を通じて、医療専門家との活発な情報交換を双方向で進め、患者さんのアンメットメディカルニーズに応える医薬品の開発に努めてまいります」。

JAPhMedの役員でメディカルアフェアーズ担当理事である岩本和也氏は、次のように述べました。「国内ではMSL活動の歴史が浅く、その役割や位置づけにも様々な解釈がありますが、今般、JAPhMedが第三者認証機関として社内体制に対する審査体系を確立し、具体的な審査を通して評価を行うことができました。これから体制作りに着手予定という企業も多いと思われるが、JAPhMedでは認証基準を提示するだけでなく、社内体制作りへのアドバイスも提供しているので、積極的に各種相談に応じていく予定です」。

メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)について
MSLとは、医学・科学における高度な専門性、学術知識や学位を持ち、企業の社内外において医学的・科学的な面から製品の適正使用の推進、製品価値の至適化などを支援する職を指します。プロモーション活動とは一線を引き、特に社外ではオピニオンリーダーや医学研究者などを訪問し、医学的・科学的な議論や学会活動などを通じて医学情報の伝達・入手を行っています。

一般財団法人日本製薬医学会について
一般財団法人日本製薬医学会は、医薬品の創薬から市販後管理に至るまでの幅広い領域における医学専門科目である製薬医学の普及啓発を責務として、産官学の各界で会員が活動しています。詳細については http://japhmed.jp/をご参照ください。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主に循環器、代謝、呼吸器、炎症、自己免疫、オンコロジー、感染症およびニューロサイエンスの領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comにてご覧ください。