AstraZeneca PLC 2015年第1四半期業績

本資料はアストラゼネカ英国本社が2015年4月24日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、皆さまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


本四半期業績は繰り返し提供された通年ガイダンスを支持
集中かつ加速した、サイエンスに基づくパイプラインの成果が継続

ファイナンシャルサマリー
ファイナンシャルサマリー

  • 総売上高は1%増
  • 中核ベースEPSは3%減:サイエンスのリーダーシップへの投資を維持
  • 報告ベース営業利益は15%増

営業ハイライト
Movantikの米国での共同商業化契約を含む、さらなる外部との提携への集中を継続。成長基盤は13%成長し、総売上高の56%を占める。

  1. Brilinta/Brilique:45%増‐先月のACC学術集会において有望なPEGASUSデータを発表
  2. 糖尿病:47%増‐特に良好なフォシーガ の成長
  3. 呼吸器:7%増‐シムビコートは予想通り安定、パルミコートは強力な業績を達成
  4. 新興市場:18%増‐中国は28%成長、中国の呼吸器売上は39%増
  5. 日本:2%減‐隔年の薬価改定が第1四半期の売上に影響

2015年度ガイダンスは2015年3月6日提供分から変更なし

R&Dハイライト
サイエンスのリーダーシップを達成
R&Dハイライト

最高経営責任者(CEO)パスカル・ソリオの業績に関するコメント:
「本四半期の良好な業績は通年のガイダンスを支持するものです。総売上は1%伸長し、その56%は新興市場ならびにBrilinta/Briliqueにおける特に力強い業績含む成長基盤により達成されました。米国におけるMovantikの共同商業化契約は、当社の重要な医薬品を患者さんにお届けし、外部との提携の価値を株主の皆様にお届けできることを示す良い事例です」。

「当社のパイプラインは各治療領域において順調に進捗しており、ハイライトには当社の呼吸器疾患治療薬PT003の第III相PINNACLEプログラムの肯定的な主要結果、および循環器疾患におけるBrilinta/BriliqueのPEGASUS試験のデータが含まれます。また、当社の2件の新薬承認申請が受理されるとともに、FDAによる2件の希少疾病用医薬品指定および2件の優先審査品目指定を受けました。年を通してデータを発表ができることを期待しています」。

「また、当社は引き続きオンコロジーフランチャイズを強化しており、現在、72本の試験が進行中で、そのうち31本ががん免疫治療に関する試験です。13.5カ月の無増悪生存期間という強い臨床的ベネフィットを示したAZD9291の最新データ、およびMEDI4736に対するFDAによる優先審査品目(ファスト・トラック)指定は、どちらも肺がん患者さんを対象としていますが、本領域において当社が果たしている迅速な進捗を示すものです。血液がん領域におけるリーダーであるセルジーン社との戦略的提携により、非常に重要な血液がんの適応における当社のがん免疫治療新薬候補のポテンシャルが最大化されるとともに、Innate Pharma社との提携により、当社のがん免疫治療フランチャイズが更に強化されるでしょう」。

注:
1.特段の記載がない限り、伸び率は全て恒常為替レート(CER)
2.総売上高とは、製品の売上高と社外提携からの売上高であると定義しています。総売上高の詳細は、2015年3月6日に当社が発表した「announcement (http://www.astrazeneca.com/Investors)」を参照ください。
3.中核財務指標および中核ベースから報告ベースへの財務指標の調整の定義は、営業・ファイナンシャルレビューを参照ください。
4.アムジェン社との協働で開発されたbrodalumabについてはアムジェン社が薬事申請の責任を負います。


製品別売上高

主要医薬品の業績を以下に示します。
製品別売上高

地域別売上高
地域別売上高

1 2014年第1四半期のヨーロッパの製品売上高は、現在新興市場に含んでいる数カ国の売上700万ドルの除外を反映しています。
2 ROWの既成市場を構成するのは、日本、カナダ、オーストラリアおよびニュージーランドです。
3 新興市場を構成するのは、ブラジル、中国、インド、メキシコ、ロシア、およびトルコを含む上記以外の全てのROW地域です。

米国
製品売上は14%減の21億6,900万ドル。Brilinta、Farxigaおよびビデュリオン等のブランドは成長しましたが、ネキシウムの独占権失効およびスタチン後発品による置き換えに直面したクレストールの競合の影響がその成長を上回りました。これに加え、シナジスのガイドライン変更の影響や、製品売上をさらに5,600万ドル押し下げた先発医薬品フィーに関連する経理処理の変更により、マイナス影響が増大しました。

ヨーロッパ
本四半期の製品売上は5%減の13億4,000万ドル。フォシーガとオングリザのヨーロッパでの成長をクレストールおよびセロクエルXRが直面する後発品の競合が上回りました。シムビコートはアナログと並行して競合し、数量ベースで微増を示しました。本年のシナジスの売上のフェージングは第1四半期にマイナスの影響をもたらしました。

ROWの既成市場
本四半期の製品売上は5%減の7億600万ドル。日本の売上は、ネキシウムとクレストールの売上数量増により一部緩和されたものの、主に2014年4月の隔年の薬価改定の影響により2%減の4億5,500万ドルでした。

新興市場
製品売上は、新興市場ビジネス全体で成長が達成され、18%増の15億3,300万ドル。中国の売上は、当社の呼吸器および糖尿病製品が特に力強い業績を達成し、新興市場全体の成長を上回る28%増の7億2,600万ドルでした。
 

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主に循環器、代謝、呼吸器、炎症、自己免疫、オンコロジー、感染症およびニューロサイエンスの領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細はhttp://www.astrazeneca.comをご覧ください。