アストラゼネカ、ゲノミクスイングランドコンソーシアムに参画

本資料はアストラゼネカ英国本社が2015年3月26日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に提供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


アストラゼネカは、3月26日、ゲノミクスイングランドの官民コンソーシアムに参画したことを発表しました。本コンソーシアム(Genomics Network for Enterprises: GENE)は10万人ゲノミクスプロジェクトの一端を担うものであり、新規診断薬および治療薬の開発を加速することを目的としています。GENEコンソーシアムは、産学および国民保険サービス(NHS)ゲノム医療センター間のユニークなパートナーシップであり、適正な治療と個別化医療へのアクセスを迅速化し、また、本分野において英国が世界のリーダーとなり、がんおよび希少疾患患者さんの治療を変革することを目指しています。

本提携のもと、アストラゼネカおよび他のパートナー企業は、各々が本プロジェクトのための研究着手資金および研究者を提供します。コンソーシアムの会員は、10万人ゲノミクスプロジェクトの第1段階で収集された5,000人の全ゲノム情報にアクセスが可能です。この全ゲノム情報はデータ保護法に全面準拠しています。アストラゼネカと同社のグローバルバイオ医薬品研究開発部門であるメディミューンは、発展著しいゲノムサイエンス領域の解明により、革新的な診断薬および治療薬の開発につながる新規遺伝子およびバイオマーカーを同定できる可能性があります。

この10万人ゲノムプロジェクトはキャメロン英国首相により2012年に設立されました。本プロジェクトは希少疾患患者さんとその家族、およびがん患者さんからの合計10万人のゲノム配列を解読することを目的としています。 本プロジェクトは、国家投資を得た世界最大規模のゲノムサイエンスプロジェクトとして、政府より3億ポンドの支援を受けています。

研究・早期開発担当エグゼクティブバイスプレジデントであるDr. Mene Pangalosは次のようにコメントしました。「世界で最大規模のゲノミクスにおける協業に参画することを非常に嬉しく思います。本10万人ゲノムプロジェクトへ参画することで、異なる分野のトップクラスの研究者と協働する機会を得ることができます。これにより、当社は本プロジェクトから生み出される複雑なデータを、いかに革新的な治療薬や診断薬に転換するかについてより良く理解することができます。当社は、英国の製薬会社のオンコロジー領域におけるリーダーとして、特に、個別化医療およびコンパニオン診断薬における当社の専門性を生かして患者さんに貢献するとともに、英国のサイエンス分野が、世界から注目されるようになるよう貢献していきたいと思います」。

同コンソーシアムへの参画は、アストラゼネカの個別化医療に基づいた医薬品開発の取り組みを反映しています。現在、当社の全パイプラインの80%超は、治療領域横断的に個別化医療戦略に基づき開発されています。そのうち30超の開発プログラムでコンパニオン診断薬が開発されており、開発スピードの加速と適切な患者さんに革新的な新規治療薬をより速く提供することに貢献しています。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主に循環器、代謝、呼吸器、炎症、自己免疫、オンコロジー、感染症およびニューロサイエンスの領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細についてはhttp://www.astrazeneca.comをご覧ください。