AstraZeneca PLC 2014年第3四半期・9ヵ月累積業績

本資料はアストラゼネカ英国本社が2014年11月6日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に提供するものです。
本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


2014年11月6日 ロンドン発

第3四半期の売上は5%*増の65億4,200万ドル‐3四半期期連続の売上増。9ヵ月累積の売上は4%増

  • 9ヵ月累積の成長基盤の売上は16%増、売上全体の54%に貢献
  • Brilinta:78%増‐すべての地域において良好な勢い
  • 糖尿病:139%増‐米国での力強いFarxiga上市およびBydureon Penの順調な立ち上がり
  • 呼吸器:11%増‐米国のシムビコート26%増
  • 新興市場:12%増‐中国の成長率22%
  • 日本:安定‐隔年の薬価改定および後発品使用増大による影響

第3四半期の中核1株当たり利益(EPS)は8%減の1.05ドル。9ヵ月累積の中核EPSは3%減;過去の通年ガイダンス予想を上回る

当社は2014年通年の売上および中核EPSのガイダンスを上方修正しました

  • 売上はCERベースで1桁台前半の増加を予想しています。これは、以前のガイダンスである「CERベースで2013年と同程度」を上回ります。
  • 計画上、このガイダンスは2014年に米国でのネキシウムの後発品が参入しないことを想定しています。
  • 通年売上の増加予想にてらして、当社は成長基盤およびパイプライン拡充への投資を加速しつつあります。通年中核EPSはCERベースで約10%の減少を予想していますが、これは、以前のガイダンスを上回るものです。加えて、実際の為替レートベースの2014年中核EPSは、現在の為替レートを前提として、 為替による約5%のマイナス影響を受けると予想しています。

2015年のプレビュー
2015年に、当社は、全体のコストを管理しつつ、引き続き成長基盤とパイプライン加速に選択的に投資を行います。現在の為替レートを前提として、当社は、2015年中核EPSの目標を、実勢為替レートにおいて上方修正された2014年中核EPSガイダンスのレンジの最低を下回らないレベルに設定しています。2015年のガイダンスは2014年の業績とともに2015年2月5日に提供する予定です。

重点治療領域におけるサイエンスのリーダーシップ達成に向けて大きな進捗を果たしました

  • Xigduo XR (ダパグリフロジンとメトホルミン徐放剤の配合錠): 1日1回投与の錠剤のFDAによる承認
  • Lynparza (olaparib): プラチナ製剤感受性再発BRCA変異陽性高悪性度漿液性卵巣がんにおける欧州医薬品庁(EMA)の医薬品委員会(CHMP)による肯定的見解
  • Movantik/Moventig(naloxegol): オピオイド誘発性便秘におけるFDAの承認およびCHMPの肯定的見解
  • CAZ-AVI (ceftazidime-avibactam): 腹部内感染症に関する肯定的な第III相試験データ
  • Lesinurad: 症候性痛風の併用療法としての第III相試験データ発表


Myalept (metreleptin)の Aegerion社への売却によりリソースの再配分が可能に

呼吸器疾患におけるアルミラル社との戦略的企業結合が成功裡に完了

機関投資家およびアナリスト向けの説明会(Investor Day)を2014年11月18日に開催

取締役会は1株当たり0.90ドルの第1回中間配当を勧告しました。

*すべての成長率は恒常為替ベース
 

 表1

**中核財務指標の定義および中核ベースと報告ベースの財務指標の調整については、営業およびファイナンシャルレビューの9ページと11ページをご覧ください。

最高経営責任者パスカル・ソリオの業績についてのコメント

「当社の成長基盤による強力な貢献にけん引され、3四半期連続の売上の成長をご報告することを喜ばしく思います。Brilinta、 呼吸器および糖尿病の3つの重点フランチャイズにより、営業・マーケティングのリソースを引き続き選択的に配分したことも寄与し、本四半期売上は38%増加しました。さらに、当社は、2015年以降も引き続きアストラゼネカの価値を創造する急成長中のパイプラインに投資することを選択しました。」

「当社は、すべての重点治療領域においてサイエンスのリーダーシップ達成に向けて重要な進捗を果たしました。これには、Lynparza (olaparib)に関するCHMPの肯定的見解、MovantikのFDA承認、Bydureon Penの米国での発売、およびESMOで発表された当社のがん免疫療法パイプラインの進捗などが含まれます。この勢いは、当社の呼吸器フランチャイズを強化する、アルミラル社との戦略的企業結合完了の成功によっても示されています。」

「戦略実行の向上および持続的な業績が通年の売上および中核利益ガイダンスを上方修正する自信の根拠となりました。私は特に、急速な変革をもたらしている当社の戦略に継続的に集中し、それを信頼する弊社社員を誇りに思っています。」
 

 表2


  • 米国の第3四半期の売上は7%増。これは主にネキシウムなどのブランドやFlumistの出荷時期による売上減を、成長基盤ならびにグローバル糖尿病アライアンスのブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)の持ち分取得完了による影響が上回ったためです。これには、糖尿病製品は2億500万ドルの売上増を達成したこと、およびシムビコートとBrilintaの売上増も寄与しました。
  • ヨーロッパの第3四半期の売上は1%減。これは、グローバル糖尿病アライアンスのBMSの持ち分取得、Brilintaの継続的成長をセロクエルXR(一部市場)とAtacandの独占権失効による継続的な影響が上回ったためです。
  • ROWの既成市場の第3四半期の売上は2%減。これは、日本におけるネキシウムとシムビコートの成長を、オンコロジー製品への後発品の競合および予定されていた製造拠点の変更による日本におけるセロクエルIRの在庫減による売上減が上回ったためです。
  • 新興市場の第3四半期の売上は13%増。これは、成長は新興市場全般に見られ、中国の売上が21%伸長したことによります。中国以外の新興市場は第3四半期9%成長しました。この成長はクレストール、ネキシウム、シムビコート、パルミコートおよび糖尿病製品にけん引されています。