前立腺癌治療剤「ザイティガ®錠 250mg」 日本国内での製造販売承認取得のお知らせ

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ガブリエル・ベルチ、以下、アストラゼネカ)は、7月4日付けで、ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ブルース・グッドウィン、以下、ヤンセン)が経口前立腺癌治療剤「ザイティガ®錠 250mg 」(一般名:アビラテロン酢酸エステル)の国内製造販売承認を取得しましたことをお知らせいたします。

アストラゼネカは、2013年10月4日にヤンセンとの間で、日本国内におけるコ・プロモーション契約を締結しており、今後はアストラゼネカとヤンセンの両社にて、医療機関への情報提供活動を実施していきます。

前立腺がんの治療では、外科的あるいは内科的に前立腺がんの増殖を刺激するホルモンであるアンドロゲンを除去する、アンドロゲン除去療法と呼ばれる内分泌療法が広く行われています。しかし、アンドロゲン除去療法による去勢状態であっても、いずれ病勢の進行や再発が認められ、去勢抵抗性前立腺癌(以下、CRPC)となります。その理由のひとつに、精巣以外の臓器(副腎や前立腺がん組織内)でも微量のアンドロゲンが生成されていることが挙げられます。

ザイティガ®錠は、CRPCを適応とし、アンドロゲンの生合成に必要な酵素であるCYP17を、精巣のみならず、副腎や前立腺がん組織内でも選択的に阻害することで抗腫瘍効果を示すCYP17阻害剤です。これにより、がん細胞に作用するアンドロゲンレベルをさらに抑制します。本剤は、2014年1月現在、欧米をはじめ世界87カ国で承認されています。

CRPCの治療は未だ満足のいくものではなく、新たな治療を求めるニーズが非常に高い領域です。日本国内におけるザイティガ®錠の承認取得により、CRPCの治療に新たな選択肢が加わることになります。

アストラゼネカは、がん治療の領域で「がん患者さん一人ひとりの“らしい生活”の実現に貢献する」というビジョンを掲げています。前立腺がんは現在、最も増加しているがんの一つであり、2020年には罹患者数が全てのがんの中で最多となると予想されています i。アストラゼネカは、ザイティガ®錠を多くの前立腺がんの患者さんに届けることで、患者さん一人ひとりの“らしい生活”の実現に貢献してまいります。

ザイティガ®錠の製品概要

製品名 ザイティガ®錠 250mg
英語表記:ZYTIGA® tablets 250mg
一般名 アビラテロン酢酸エステル
剤型 錠剤
効能・効果 去勢抵抗性前立腺癌
用法・用量 プレドニゾロンとの併用において、通常、成人にはアビラテロン酢酸エステルとして1日1回1,000mgを空腹時に経口投与する。
製造販売承認日 2014年7月4日
製造販売元 ヤンセンファーマ株式会社
プロモーション提携 アストラゼネカ株式会社

アストラゼネカ株式会社について
アストラゼネカは、イノベーション志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細はこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.com
日本においては、主にがん、循環器、消化器、呼吸器、糖尿病、ニューロサイエンスを重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社についてはこちらでご覧ください。http://www.astrazeneca.co.jp

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