AstraZeneca PLC 2013年第4四半期・通年業績(ハイライト)

本資料はアストラゼネカ英国本社が2014年2月6日に発信したプレスリリースを日本語に翻訳し、みなさまのご参考に供するものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先します。


2014年2月6日 ロンドン発

サイエンスのリーダーシップ実現に向けて大きな進捗を遂げました。
パイプラインには第3相と申請中の段階に、前年比ほぼ倍増の11品目の新規分子化合物が含まれます。

中核となる治療領域において事業開発を通じてパイプラインおよびポートフォリオが強化されました。
糖尿病アライアンスにおけるブリストル・マイヤーズ スクイブの持ち分の統合を迅速に実施中:事業統合は2014年2月1日に完了しました。

2013年の財務業績は、当社の予想に沿ったものであり複数製品の独占権の失効を反映しています。

2014年から2015年に新たに第3相試験を開始する可能性のある新薬候補は19品目あります。

既報の事業再構築プログラムは合計11億ドルの年間経費削減を達成する規模に拡大されました。

当社は2014年の売上は恒常為替レート(CER)ベースで1桁台の前半から半ばのパーセンテージで減少すると予想しています。中核1株当たり利益(EPS)の減少率は13~19%と予想されます。

取締役会は1株当たり1.90ドルの第2回中間配当を発表し、通年の配当は2.80ドルとなりました。取締役会は引き続き累進的配当政策を堅持しています。

▶ 財務業績ハイライト
通年売上は、後発品の競合により、CERベースで6%減の257億1,100万ドル
2013年、主要成長基盤であるBrilinta、糖尿病フランチャイズ、呼吸器、新興市場および日本はCERベースで12億ドルの売上増を達成しましたが、特許失効の影響によるCERベースで22億ドルの売上減がこれを上回りました。本四半期、中国の売上はCERベースで21%伸長しました。

通年中核EPSはCERベースで23%減の5.05ドル
EPSの減少率は、主に当社の主要成長基盤とパイプライン強化への投資により、売上の減少率を上回りました。

報告ベースの通年EPSはCERベースで55%減の2.04ドル
第4四半期のビデュリオンの評価減(17億5,800万ドル)により報告ベースのEPSは1.10ドル減少し、本四半期は報告ベースで1株当たり0.42ドルの損失を計上しました。

営業活動から生じたキャッシュは、2012年の69億ドルに対し、2013年は74億ドルでした。

第4四半期の売上はCERベースで4%減の68億4,400万ドルでした。中核EPSはCERベースで25%減の1.23ドルでした。

▶ 研究開発ハイライト
Farxiga (米国) および Xigduo (EU) が2型糖尿病治療薬として承認取得
Olaparib (EU) およびnaloxegol (EU & 米国) の承認申請を完了
Benralizumab, selumetinib, olaparib およびmoxetumomab の第3相試験を開始
革新的な免疫介在がん治療薬ポートフォリオの複数の試験が進行中

▶ ファイナンシャルサマリー

financial summary
 最高経営責任者パスカル・ソリオの業績に関するコメント
「予想どおり、当社の2013年の財務業績は主要数ブランドの独占権失効の継続的な影響を反映しています。短期的には、このような逆風が引き続き困難な課題となりますが、私は予想より早く成長を回復することが可能であると確信しており、2017年の売上は、2013年の実績に概ね沿ったものになると考えています。
私は2013年に当社の戦略的優先事項、特にサイエンスのリーダーシップ実現という目標に向けて社内に生まれた勢いを嬉しく思っています。当社は、過去12カ月間にほぼ倍増させた有望な後期パイプラインに投資するためにリソースを再配分し、全社を挙げて成長を促進する分野に集中します。ブリストル・マイヤーズ スクイブ社との提携における同社の権利取得によりこの重要な領域における当社のポジションが強化されますが、私はこの事業統合が迅速に進捗していることを大変喜ばしく思っています。当社の糖尿病ポートフォリオの可能性の最大化に協力してくれる新しい同僚を温かく歓迎しています。」
 

▶ 売上高
別段の記載がない限り、伸び率は全て恒常為替レート(CER)。
製品別、地域別の売上高の詳細な分析は財務諸表の追記11および12に示されています。

sales 201402

▶ 地域別売上高

area sales 2014

米国の第4四半期の売上は7%減でした。これは主にAtacandとToprol-XLフランチャイズの後発品との競合によるものです。シムビコートとBrilintaの売上は力強く成長しましたが、それ以上にネキシウムの数量ベースの売上が引き続き減少しました。また、ネキシウムとクレストールはMedicare Coverage Gapの債務の調整によりマイナスの影響を受けました。

ヨーロッパの第4四半期の売上は2%減でした。BriliqueとSynagisは大部分の市場で売上が増加し、英国のFluenzの売上も増加しましたが、セロクエル、Atacand、ネキシウムおよびMerremを含む数製品の後発品との競合による売上減少がそれを上回りました。

ROWの既成市場の第4四半期の売上は10%減でした。この減少分の大半はオーストラリアでのクレストールとAtacand、カナダでのセロクエルXR、ネキシウムおよびクレストールの後発品との競合によるものです。日本の売上は、ネキシウムの売上増をオメプラールとセロクエルIRの売上減が上回ったため、4%減でした。

新興市場の第4四半期の売上は6%増。これは、クレストール、パルミコートおよびネキシウムの力強い売上により中国の売上が21%伸長したことにけん引されたためです。韓国の売上は17%増。新興市場の第4四半期の売上はメキシコの在庫調整により影響を受けました。これらの調整を除くと新興市場の第4四半期の売上は8%増。