成人気管支喘息治療薬「シムビコート®タービュヘイラー®」による維持療法に加えて頓用で吸入する治療法が承認


アステラス製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:畑中 好彦、以下「アステラス製薬」)とアストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ポール・ハドソン、以下「アストラゼネカ」)は、成人気管支喘息治療薬シムビコート®タービュヘイラー®による維持療法に加えて頓用での吸入が新たな用法・用量として承認取得されたことをお知らせいたします。

シムビコート®タービュヘイラー®は、2010年1月に、1日2回投与のドライパウダー吸入式の喘息治療配合剤として発売されました。新たに承認された1日2回投与の定期吸入に加えて頓用吸入する治療法では、発作発現時に1吸入し、数分経過しても発作が持続する場合には、さらに追加で1吸入することができます。必要に応じてこれを繰り返すことができますが、1回の発作発現につき最大は6 吸入までとなっています。

シムビコート®タービュヘイラー®の1吸入時の薬剤吸入量は、吸入ステロイド剤であるブデソニド160μgと速効性を有する長時間作動型吸入β2刺激剤であるホルモテロールフマル酸塩水和物4.5μgであり、吸入器具(タービュヘイラー®)により吸入します。

シムビコート®タービュヘイラー®は、この1剤で気管支喘息の病態である気道炎症と気道狭窄の両方に優れた効果を示すのが特徴です。喘息患者さんの多くは「季節の変わり目の気温差」や「ウイルス感染」など何らかの刺激を受けることで炎症が悪化し、症状の発現や増悪を経験してしまうことが報告されています。この度の定期吸入に加えて頓用吸入する治療法の承認により、こうした何らかの刺激による咳や喘鳴、息苦しさなどの発作(症状)発現時に、速やかに抗炎症治療の強化と症状の改善を同時に行うことが可能になり、発作や症状発現に苦しむ患者さんの喘息の長期コントロールを実現することができると考えています。

シムビコート®タービュヘイラー®は、2000年にスウェーデンで初めて承認され、現在では100を超える国と地域で承認されています。アステラス製薬ならびにアストラゼネカは、これからも気管支喘息治療の向上に貢献してまいります。

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