国立がん研究センターとアストラゼネカ、戦略的アライアンスを確立  新薬による患者さんへの更なる貢献を目指して


独立行政法人国立がん研究センター(理事長:嘉山 孝正、以下 国立がん研究センター)とアストラゼネカ株式会社(代表取締役会長兼社長:加藤 益弘、以下アストラゼネカ)は、抗がん剤に関する共同臨床開発の推進を目的とする新たな包括共同研究契約を締結しました。本包括契約はアストラゼネカが日本国内で実施するすべての臨床試験を対象としています。また、国立がん研究センターと、アストラゼネカの英国及び米国等の抗がん剤研究開発拠点とのアライアンスも含まれ、第一相を含む国際共同臨床試験の推進も目指しています。

国立がん研究センターは、日本のみならず世界への貢献を図り世界をリードしていく責務を有しており、本契約により、アストラゼネカが有する抗がん剤候補に関する共同研究を進めていくことで、第一相国際共同臨床試験へも積極的に参加してまいります。一方、アストラゼネカは、日本のがん研究の最先端にある医療機関と連携することで、これまでに築きあげた基盤を更に発展させ、日本における共同臨床開発を世界水準にまで引き上げることが可能になります。

国立がん研究センターとアストラゼネカはこれまでも多くの臨床試験で協力をしてまいりました。今回の契約により、両者で協議を行う場が設定され、共同臨床開発がより一層推進されていくことが期待されます。5月に、合同での会議を開催し、国立がん研究センターとアストラゼネカとの間で意見交換が行われ、本契約の戦略および今後の方向性について議論されました。

両者は、優れた抗がん剤を迅速に開発し、患者の方々に一日も早く提供するという使命を共有しています。本契約により、両者の協力体制が拡充され、有望な抗がん剤の開発が、質的にも時間的にも大きく前進できることを確信しています。