アストラゼネカ、2011年はVRI(仮想研究所)助成規模を拡大  日本の創薬研究に対する採択予定件数を倍増


アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:加藤 益弘)は、本年、日本の医学研究に対する独自の年次研究助成プログラムの規模を倍増します。本プログラムはアストラゼネカVRI(仮想研究所)構想の中核をなす事業です。当初の採択予定件数を昨年の20件から今年は40件に増やすことで、本年はより多くの優れた研究提案に助成を行います。助成金は1件につき200万円です。

2011年は、創薬研究に関する革新的かつ創造的な提案を、疾患と創薬技術の2つの分野において合計10の研究領域で募集します。各領域において、特に、新規の創薬ターゲットとそのターゲットに対するリード化合物や生物学的アプローチ(例えば、抗体、ペプチド、タンパク、siRNA、ワクチン等)に関する提案を歓迎します。

  • 疾患分野: 1. 循環器疾患、2. 糖尿病・肥満、3. がん、4. 呼吸器疾患・炎症、5. 神経系疾患・疼痛、6. 感染症、7. 創傷治癒, 骨量減少、骨折修復、筋力低下, アクアポリン生物学
  • 創薬技術分野: 8. 医薬品の安全性、9. 医薬品の代謝および薬物動態、10.リード化合物創成および予測技術

申請書提出期限は5月9日(月)です。アストラゼネカのグローバル創薬チームのメンバーで構成される選考委員会により採択課題が決定されます。なお、助成対象者の発表は9月中旬頃を予定しています。募集要項を含む本件に関する詳細は当社のウェブサイトをご覧ください。
http://www.astrazeneca.co.jp/vri/researchG.html

アストラゼネカVRIリサーチ・グラントプログラムは、2000年以降、創薬共同研究を推進することで、日本の科学・医学研究に貢献してきました。当社の研究開発本部長であるクラウス・ベックは「本プログラムの特徴は有望な新規リサーチを推進するにあたり、研究者に対し過去の業績などの通常の制約を設けていないことです」と述べています。「募集に際し、応募者からの斬新で画期的な研究提案を歓迎します。また、本プログラムを通じ、助成研究者とアストラゼネカの世界中の研究者との科学に関する自由な意見交換を促進したいと考えています。」

最初に実施された2000年以降、助成総数は205件に上り、応募数は毎年増加しています。また、 過去11年間で、総数2,642件の提案をアストラゼネカの研究者が評価したことになります。