ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社 グローバル提携を拡大し、2型糖尿病治療薬dapagliflozinの日本での共同開発および販売契約を締結

本資料は、米国ブリストル・マイヤーズスクイブ社と英国アストラゼネカ社が12月8日に発表したプレスリリースの日本語訳(抜粋)をご参考までにお届けするものです。内容につきましては原本である英文が優先します。


ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(本社:アメリカ・ニューヨーク/CEO:ジェームズ・M・コーネリアス)、ならびにアストラゼネカ社(本社:イギリス・ロンドン/CEO:デビッド・ブレナン)は12月8日、グローバル提携を拡大し、両社が日本における2型糖尿病治療薬dapagliflozinの開発および販売を共同で進めることを発表しました。両社は現在、海外では2種類の糖尿病治療薬を共同開発しており、dapagliflozinはそのうちの1つです。

2007年1月にブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は、dapagliflozinを日本以外の各国において共同で研究、開発、そして販売するグローバルの提携契約を締結しました。現在米国などでは、2型糖尿病患者に対する1日1回投与の治療薬として有効性と安全性を評価する第III相臨床試験段階を行っています。

このたび両社は、日本においてdapagliflozinの共同開発を進めることを合意しました。本提携に伴うすべての開発、薬事関連業務の実施の責任と費用はアストラゼネカ社が負うことになります。また、販売においても共同で行い、すべての販売費用と活動を分担し、損益を均等に分配する予定です。製造についてはブリストル・マイヤーズ スクイブ社が担当し、売上も同社に計上されます。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社のエグゼクティブ ヴァイス プレジデント アンド チーフ オペレイティング オフィサー(COO)を務めるランベルト・アンドレオッティは、次のように述べています。「両社は、2年近くにわたり、2型糖尿病治療薬のdapagliflozinの開発に共同で取り組んできました。今回、日本を提携に含めることになったのは、2社の提携において、自然な流れであり、両社の協力関係における重要な戦略的ステップです。両社はこれらの糖尿病治療について同じ展望を共有しており、今回の合意によって、dapagliflozinの可能性を最大限に引き出し、600万人を超える日本の2型糖尿病患者さんの治療に貢献できると考えています」。

アストラゼネカ社の欧州、日本、アジア太平洋、その他の地域担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのブルーノ・アンジェリシは、次のように述べています。「昨年、日本で2型糖尿病とその合併症の治療、予防にかかった費用は184億ドルを超え、社会にとって大きな負担となっています。当社は長年にわたって日本で事業を展開していますが、今回の合意によって重要な2型糖尿病の治療薬を日本市場に提供することで、費用負担が軽減されるだけでなく、日本人の健康に大きく寄与できることを期待しています」。

dapagliflozinについて
dapagliflozinは、腎臓でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)に対する新しい選択的阻害剤として開発されました。dapagliflozinはC-グルコシド化学構造を有するため、薬物動態学的半減期と作用持続時間の延長が認められます。肝臓で代謝され、尿中に排泄されます。dapagliflozinの第II相試験データは、2008年米国糖尿病学会(ADA:American Diabetes Association)および2008年欧州糖尿病学会議(EASD:European Association for the Study of Diabetes)の年次会議で発表されました。

saxagliptinについて
ブリストル・マイヤーズ スクイブ社とアストラゼネカ社は別の2型糖尿病治療薬候補saxagliptinについても、日本を除くグローバルでの共同開発を進めています。
saxagliptinは開発中のDPP-4阻害剤で、現在1日1回投与した場合の有効性と安全性に関する臨床試験を行っています。saxagliptinは、2つのクリアランス経路を持ち、DPP-4酵素に長時間結合する選択的阻害剤として開発されました。両社は、6月30日に米国食品医薬品局(FDA)に、また7月1日には欧州医薬品審査庁(EMEA)に販売承認申請を提出し、受理されました。承認が得られ次第、ONGLYZA™をsaxagliptinの製品名として使用します。
saxagliptinの第III相データは、単剤療法およびメトホルミン・スルホニル尿素・チアゾリジンジオンとの併用療法(いずれも経口抗糖尿病薬として処方)として、すでに発表されています。臨床開発プログラム全体では5,000人以上が参加し、そのうち4,000人以上がsaxagliptinの投与を受けました。
両社によるsaxagliptinのグローバル共同開発および販売提携は、引き続き日本を除いて行なわれます。2006年12月27日に、ブリストル・マイヤーズスクイブ社と大塚製薬株式会社は、日本でのsaxagliptinに関して独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。

ブリストル・マイヤーズ スクイブ社について
ブリストル・マイヤーズスクイブ社は、「より長く豊かな人生の実現」をミッションとする、バイオ医薬品を扱う世界企業です。詳細については、www.bms.comをご覧ください。ブリストル・マイヤーズ株式会社に関しては、www.bms.co.jpをご覧ください。

アストラゼネカ社について
アストラゼネカ社は医療ニーズの高い治療領域(循環器、消化器、感染症、ニューロサイエンス、オンコロジー、呼吸器・炎症)において、革新的で効果的な製品を提供し、世界の医薬品市場をリードするグローバル企業です。詳細については、www.astrazeneca.comをご覧ください。アストラゼネカ株式会社に関しては、www.astrazeneca.co.jpをご覧ください。

本プレスリリースに関するお問合せ先

ブリストル・マイヤーズ株式会社
コーポレイト/ビジネス・コミュニケーションズ部門  (03)5323-8314

アストラゼネカ株式会社
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