アストラゼネカ、乳幼児喘息患者治療における日本初の吸入ステロイド剤「パルミコート®吸入液」本日発売

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、本日、薬価基準収載を受け、乳幼児喘息治療における日本初の吸入ステロイド剤気管支喘息治療薬「パルミコート®吸入液0.25mg、同0.5mg」(一般名:ブデソニド)を発売しました。

日本における小児気管支喘息の入院患者数をみると、5歳以上の入院数が漸減傾向にある反面、5歳未満の乳幼児(推定55万人)では、その傾向は見られません(厚生労働省大臣官房統計情報部の患者調査)。小児気管支喘息治療管理ガイドラインでも乳幼児に対して世界のスタンダードである吸入ステロイド剤を推奨しているにも拘らず、ネブライザー吸入が可能な吸入ステロイド薬は発売されておらず、本剤の医療ニーズは高いと考えられます。日本小児アレルギー学会からも吸入ステロイド薬剤を中心とした抗炎症療法の早急な充実が望まれていました。

パルミコート®吸入液は1回使用量がアンプルに充填された吸入用懸濁液であり、生後6ヶ月以上5歳未満の乳幼児患者を対象とする、電動式ネブライザーで吸入できる唯一のステロイド薬です。優れた抗炎症作用により喘息のコントロールが可能であり、発作の頻度を速やかに低減するとともに、発作による夜間の睡眠障害を軽減させます。また、ネブライザーで投与するため、自然に呼吸することで薬剤の吸入が可能であり、吸気力の小さな乳幼児にとって特に有用です。製品の有効性、安全性等の詳細については別添の製品概要をご覧下さい。

日本では、ブデソニドの乾燥粉末吸入剤「パルミコートタービュヘイラー®」を成人における気管支喘息治療薬として2002年1月に販売を開始しました。パルミコート®吸入液は、1990年にフィンランドで最初に承認され、2006年3月現在、世界75カ国で承認され広く使用されています。

アストラゼネカは、乳幼児患者さんに対して推奨されている待望の吸入ステロイド剤であるパルミコート®吸入液を発売することで、日本の乳幼児喘息治療のさらなる向上に貢献できるものと確信しています。また、本剤の提供により、患者さんはもちろん保護者の皆さんにも心身ともにご負担の少ない、安心感のある「日常生活」を享受していただくことを目指しています。