抗不整脈薬「点滴用キシロカイン10%」の限定供給終了について

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:加藤益弘)は、暫定的な措置として行ってきた抗不整脈薬「点滴用キシロカイン10%」の限定供給を本日、2005年10月末日をもって終了します。

当社は2005年3月末日をもって医療事故防止の観点から本製品の販売を中止しました。一方、日本ホスピス緩和ケア協会より癌性疼痛治療における供給継続の要望があったことから、4月1日以降も癌性疼痛緩和への使用を希望する施設のうち、保管や取り扱いについての基準を満たし、書面を当社に提出された医療機関に限り、本製品を限定的に供給してきました。なお、この暫定的な措置については、2005年3月29日付けで、厚生労働省より通知が発出されました。

本製品については、濃度の異なる製剤(静注用キシロカイン2%)との取り違えなどの医療事故が発生したため、その防止のため2001年より4回にわたりラベル変更や添付文書の改訂などの対策を行いました。しかし、その後も事故の発生が続いたため、根本的な解決方法を様々な角度から検討した結果、販売中止が妥当であるとの結論に至りました。2005年3月末日に販売中止することを決定し、2004年10月より代替製剤の案内を含めて情報提供を行いました。