研究開発組織改革のお知らせ

 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:マーティン・ライト)は、2004年1月1日付けで、研究開発組織をアストラゼネカ本社の開発部門に統合しましたのでお知らせいたします。これは、アストラゼネカが世界的に取り組んでいる研究開発の効果・効率向上の一環であり、日本の統合が完了するのは3月31日の予定です。

この統合の目的は、アストラゼネカ本社とより緊密に連携することにより、日本における研究開発の組織力を強化するとともに、アストラゼネカが有するグローバルな開発力を活用して、日本における新製品の開発をより迅速・的確に推進することで、有用な新薬をできるだけ早期に提供し、日本の医療に貢献することです。

今回の変更により、アストラゼネカ本社の開発部門が日本における臨床開発業務(治験の実施等)を直轄し、開発予算ならびに日本における研究開発結果に対する責任を負うことになります。日本が統合されたことにより、アストラゼネカ本社の開発部門は、今まで以上に新薬開発における日本の立場を重視し、強化していくことになります。

  • アストラゼネカ株式会社取締役副社長・研究開発本部長加藤益弘は、現職との兼務で、アストラゼネカ本社の開発部門の責任者であるエグゼクティブ・バイスプレジデント、マーティン・ニコラソンの直属の部下となると同時に、本社開発部門のSMT(シニア・マネジメント・チーム)ならびに開発委員会のメンバーとなります。
  • 本社の開発の最高意思決定機関に日本からメンバーが参画することで、直接の双方向コミュニケーションが可能になり、日本固有の状況やニーズが、従来に比べ開発のより早い段階からアストラゼネカの開発計画・戦略により確実に組み込まれるようになります。また、今回の統合により、日本における開発に本社の豊富な資源(人材、技術、システム、経験等)を活用することが可能になります。


その結果、日本の開発戦略・計画が初期の段階からグローバルな開発方針・計画に組み込まれることになり、新製品をより早期に、より日本に適した形で提供することを通じて日本の医療への貢献を向上させることが可能となります。

一方、日本の市場ニーズを的確に捉え、グローバルな開発戦略に反映させ、日本における事業ならびに事業機会の最大化のために、アストラゼネカ株式会社では、営業、臨床、医学的ならびに薬事的な観点から構成されたJapan Strategy Team(領域戦略チーム)を組織し、社長が統括します。

なお、当社では今回の研究開発組織における効果・効率向上の取り組みとともに、営業部門での営業活動の効率化による営業力の強化の取り組みを行っています。

当社は、日本の医療ニーズに合致した、新薬をより迅速に開発し、適切な医薬品情報活動のもとに、的確に供給することで日本の医療に貢献してまいりたいと考えています。