アストラゼネカ 前立腺がん治療薬 ゾラデックス®LA10.8mgデポ輸入承認取得 日本で初めて3カ月に1回投与が可能に。患者さん、医療施設双方にメリット

アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:マーティン・ライト)は、前立腺がん治療薬LH-RHアゴニスト製剤ゾラデックス®LA10.8mgデポ(一般名:酢酸ゴセレリン)につき、本日、厚生労働省より輸入承認を取得しました。本剤は1995年にスウェーデンで最初に発売され、現在世界75カ国以上で広く臨床使用されています。

本剤は、すでに日本で広く処方されている4週に1回投与するゾラデックス®3.6mgデポと同様の有効性と安全性を有しています。投与頻度が従来の4週間に1回から3カ月に1回投与となることによって、患者さんの注射の負担が軽減され、QOLが改善されます。3カ月間、効果が持続することにより、高齢者が多い前立腺がん患者さんの中でも、特に下記のような患者さんにメリットがあります。

 

  • 遠隔地や離島からの通院患者さん
  • 通院に家族の付き添いが必要な患者さん
  • 寝たきりの患者さん
  • 仕事が多忙な患者さん
  • 病態が安定している患者さん
    また、投与間隔が3カ月になることにより、医療施設にも下記のようなメリットがあります。
  • 針刺し事故のリスク低減
  • 医療廃棄物の減少

日本における前立腺がん患者数は、人口の高齢化に伴い年々増加傾向にあり(1999年約70,000人)、死亡者数の伸び率(2015年には1995年の約3倍)では、がんのなかでトップです。ゾラデックス®LA10.8mgデポは、前立腺がん患者さんの生活環境やライフスタイルに合わせた治療の選択肢を提供し、患者さんおよび医療提供者双方の利益につながる治療薬です。

表1