長時間作用性局所麻酔剤「アナペイン注」の輸入承認取得

 アストラゼネカ株式会社(本社:大阪、社長:マーティン・ライト)は、局所麻酔剤「アナペイン注」(一般名:塩酸ロピバカイン水和物)につき、本日、厚生労働省より輸入承認を取得しました。

本剤は、アミド型長時間作用性局所麻酔剤では初の純粋なS-エナンチオマーです。手術麻酔(硬膜外麻酔、伝達麻酔)、術後鎮痛の適応を有し、容器として簡便性に優れたプラスチック製のアンプルおよびバッグを使用しています。

「アナペイン注」(海外での製品名はNaropin)はアストラゼネカの局所麻酔薬としては30年ぶりの新薬です。同剤の開発は1980年代に開始され、1996年にスウェーデンで最初に発売されました。今では(2001年3月現在)、世界50カ国以上で承認を受け、40カ国以上で販売されています。

「アナペイン注」の臨床上主要な3つの特徴

  •  中枢神経系の症状および心毒性のリスクがブピバカインに比べて低く、手術麻酔を適応にもつ高濃度製剤(7.5及び10mg/ml)の使用が可能です。
  • 高濃度製剤は手術麻酔に使用でき、良好な鎮痛効果と深い筋弛緩が得られます。
  • 低濃度製剤(2mg/mL)は硬膜外持続注入により、術後鎮痛に使用でき運動神経ブロックはわずかで増長しない一方、適切な疼痛緩和が得られます。

アストラゼネカは局所麻酔薬の世界第一位のメーカーであり、日本においてもキシロカイン、カルボカイン、マーカインなどの製品を販売しています。「アナペイン注」の上市をもって、手術時の麻酔ならびに術後の鎮痛における医療現場のニーズに更に幅広くお応えできるようになると確信しております。