アストラゼネカ2000年度決算発表【参考資料:2月8日AstraZeneca PLC英文リリース抜粋日本語訳】「税引前利益16%増、EPS18%増」

ファイナンシャルハイライト(例外的損益項目控除前)
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  • 米国において、第4四半期の伸長率は、業績不振だった第3四半期に対し急激な反発を示しました。 Prilosec は第4四半期26%増、他の製品の伸びも17%と堅調でした(売上が低迷したZestrilを除外すると28%増でした)。
  • ヨーロッパ諸国については、ドイツは後発品の参入により、また英国は薬価引き下げのため、売上減となりました。一方、フランスとイタリアでは強い需要が見られました。
  • 日本における2000年度の売上の伸びは昨年に続き医薬品市場を全般の伸び率を上回りました。これには、Casodex(日本における製品名:カソデックス)、Zoladex(同:ゾラデックス)、Diprivan(同:ディプリバン)の売上増加が貢献しました。Losec(同:オメプラール)の適応拡大・剤型追加および最近承認を取得し、発売されたArimidex(同:アリミデックス)、Accolate(同:アコレート)、Seroquel(同:セロクエル*)は今年の売上に大きく寄与すると期待されます。

*セロクエルは日本では、藤沢薬品工業株式会社が販売しています。

 


営業利益

例外的損益項目控除前のヘルスケア事業の営業利益は、22%増で9億78百万ドルでした。通年では、14%増の40億1千百万ドルに達しました。

営業利益率は、1999年度の第4四半期の20.6%から2000年度の第4四半期は23.7%に増加しました。これは、合併によるシナジー効果によるコスト削減および消毒剤事業の売却により56百万ドルの利益を得たことも理由として挙げられます。通年の営業利益率は目標の25%を超え25.6%でした。

第4四半期のシナジー効果として、2億2千5百万ドルのコスト削減を計上し、これをもって当初の目標より1億5千万ドル多い6億5千万ドルのコスト削減を達成しました。約5億ドルの効果は営業および管理部門におけるものです。例外的損益項目として、継続中の統合・シナジープログラムに関して1億ドルが第4四半期に計上されました。これにより、プログラムの合計で11億8千6百万ドルになりました。約1億5千万ドルの残高が2001年に計上されます。

第4四半期は、特にユーロ安により為替変動に影響されました。第4四半期のヘルスケアの売上と利益は、それぞれ7%減、1%減でした。通年では、為替変動により、売上は4%減(約6億ドル)で、営業利益は2%減(約7千5百万ドル)でした。2001年に関しては、現状のスポットレートで今後とも推移する場合、さらに売上および利益で約2%減、あるいはEPSで2セント減のマイナス影響が見込まれます。