新型コロナウイルスに対する私たちの取り組み


2020年4月24日掲出
2020年7月1日更新

 

アストラゼネカの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関わる取り組みについて 

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様、感染拡大により影響を受けられた皆様には謹んでお見舞い申し上げますとともに、
罹患された皆様の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

アストラゼネカでは日本そしてグローバルにおいて、新型コロナウイルス感染症に関わる以下の取り組みを進めています。

・アストラゼネカの医薬品を必要とする患者さんへ、安定した供給を確保するための最大の努力
・世界の医療従事者に向けた900万枚のマスク(内、日本へ30万枚)の寄付
・医療従事者向けの新型コロナウイルス感染症に関する最新のグローバルな科学的知見の共有
・私たちの科学を応用した新型コロナウイルス感染症に関する治療薬の開発
・新型コロナウイルスワクチン「AZD1222」の英オックスフォード大学との共同開発

日本を含むアストラゼネカの世界各拠点における対策

●医薬品の供給
2020年前半、私たちの医薬品の生産と供給体制は強固で、混乱はありませんでした。状況を注視し続けながら、今後状況が悪化する場合にも備えてまいります。

●マスクの寄付
新型コロナウイルス感染症のパンデミックに対応されている世界中の医療従事者への支援として、900万枚のマスクを寄付しています。また、厚生労働省を通じて国内の医療従事者に30万枚を提供しました。
世界保健機関(WHO)の支援のもとに立ち上げた世界経済フォーラムのCOVIDアクションプラットフォームと連携し、支援を最も必要とする国々を特定しました。

●新型コロナウイルス感染症に関する最新のグローバルな科学的知見の共有
世界中の主要な専門家が、新型コロナウイルス感染症の発症および臨床経験に関する最新の科学的知見を共有し、議論を行っています。
※この内容は医学的教育を目的とした医療従事者を対象としたものです。

●私たちの科学を応用した新型コロナウイルス感染症に関する治療薬の開発
新型コロナウイルス感染症の予防薬開発に向けた臨床試験につなげるべく、モノクローナル抗体の同定を急いでいます。研究、臨床、薬事、製造の各分野から、ウイルス学、免疫学、呼吸器、タンパク質工学の専門家が50名以上参画し、新型コロナウイルス感染症の世界的な影響を最小限に抑えるための治療法の開発に最優先で取り組んでいます。

・新型コロナウイルスに感染し重症患者化した患者さんでの過剰免疫反応(高サイトカイン血症)に対する「Calquence(アカラブルチニブ)」の効果を評価することを目的とした、国際共同無作為化臨床試験の試験を実施することを発表しています。

・米セントルーク・ミッドアメリカ・ハートインスティチュートと共に、臓器不全などの重度の合併症を発症する危険性がある新型コロナウイルス患者さんを対象に、「フォシーガ(ダパグリフロジン)」の治療の可能性を評価するため、無作為化国際共同第Ⅲ相試験を実施することを発表しています。心血管、代謝、腎臓のリスク要因を有する患者さんにおいて、新型コロナウイルスによる病気の進行、合併症、および死亡のリスクを軽減させるかどうか評価します。

●新型コロナウイルスワクチン「AZD1222」の英オックスフォード大学との共同開発
・アストラゼネカと英オックスフォード大学は、Jenner InstituteとOxford Vaccine Groupが開発する新型コロナウイルスワクチン候補の世界的な開発・販売についての提携を2020年4月に発表しました。共同で開発を行い、臨床試験でワクチンが有効であることが示されれば、アストラゼネカが製造や供給を担うことになります。

・アストラゼネカとオックスフォード大学が開発を進めているワクチン「AZD1222」(以前の開発番号:「ChAdOx1 nCoV-19」)は、ウイルスベクターワクチンです。チンパンジー由来の風邪のアデノウイルスが複製できないように処理をし、それを利用して新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のスパイク蛋白を形成する遺伝子を身体に入れます。スパイク蛋白への免疫を身体につけることによって、コロナウイルスの感染の防御を狙うワクチンです。

・アストラゼネカは2020年6月に、「AZD1222」の日本国内における供給に向けて、日本政府と具体的な協議を進めることに合意したと発表しました。第一三共株式会社、Meiji Seikaファルマ株式会社、KMバイオロジクス株式会社と協力し、ワクチンの国内安定供給に向けて最大の努力をして参ります。

・アストラゼネカは世界的に公平なワクチンの供給を目指しており、世界中の政府や関係機関、製造業者とパートナーシップを締結し、ワクチンの開発、配分、供給に取り組んでいます。なお、パンデミック期間中においては、営利を目的とせずワクチンを供給することを考えています。

その他

●新型コロナウイルス拡散防止に向けた取り組み(日本)
・アストラゼネカでは5月20日まで、製造拠点や業務上不可欠な場合を除いては医薬情報担当者(MR)を含む全社員の在宅勤務を徹底してまいりました。5月21日からは政府・地方自治体のガイダンスに従いながら、また各施設の受け入れ状況等を踏まえながら、段階的な職場復帰計画を実行しています。あわせて、全オフィスにおいてガイドラインに沿って、衛生管理(マスク、アルコール消毒液の設置等)の徹底ならびに密な状態を回避し、社会的距離を保ち業務を行っています。また、引き続き、在宅勤務やフレックス勤務を最大限活用して、通勤時の混雑緩和が実現できるよう工夫を続けています。

・セキュリティシステムを用いた全社員の体調モニタリングは継続しています。

・「新しい仕事のやり方」に柔軟に取り組み、テクノロジーの活用などを通じて3つの「密」を減らすことで、社会の新型コロナウイルス感染リスクの低減に寄与する事が重要だと考えています。

アストラゼネカのグローバルにおける新型コロナウイルス感染症に関わる取り組みについては、以下のサイトをご参照ください。https://www.astrazeneca.com/media-centre/articles/2020/covid-19-information-hub.html